週末、家で見た映画02 「Full Metal Jacketフルメタルジャケット（1987）」

[写真はジョーカーとアニマルマザーの毒舌ジョーク対決の場面です]
IMDBでみると二人とも身長193cm。アニマルマザー、迫力です。

ストーリー（Amazonより)『アメリカ南カロライナの海兵隊新兵訓練所に入隊したジョーカー、カウボーイ、パイルら若者たち。彼らは鬼教官ハートマンのもとで、毎日地獄のような猛訓練に耐えるが．．．(中略)。 数か月後、ジョーカーは戦地ベトナムでカウボーイと再会、共に戦うべく最前線へ向かう…。 殺りくマシンとして家畜のような猛訓練を受ける新兵を描いた前半と、彼らがベトナムで実際に体験する修羅場のような戦場を描いた後半の2部構成で、戦争と、それによって人間性を失っていく兵士たちの狂気を冷徹な視点で追う』

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8：30からSBS「鉄人シェフ Iron Chef」で真空調理法の対決をみて
テレビをつけたままにしていたら
戦争映画がはじまりました。

キューブリックのFull Metal Jacketでした。
名前だけはずっと知っていましたが、見たことはありませんでした。
戦争ものはThin Red Lineとかも敬遠してみていません。
....最後までみてしまいました。

主人公役のMatthew Modineはそのままでは
Jokerの役にはあわなかったかもしれないけど
メガネをかけてJokerそのものになっていました。

マシューは実生活ではモルモン教徒で、Top Gunのときは
冷戦の取り上げ方がいやで役を断ったそうですが
こちらはOkayだったんですね。ちょっと生真面目っぽい
ところは彼にぴったりの役柄でした。

前半、訓練中みんなに迷惑をかけていたけれども
ライフルの実技になったら俄然実力をだした
オデブちゃん役の人はVincent D'Onofrio、
以前、自分のブログでとりあげたLaw & Orderの
ゴレン役の役者さんの20年前の姿でした。

My関連ブログ「ゴレン刑事の日本人女性像-Law & Order Criminal 2006.10.07」

後半ベトナムの前線でのお話は
自分だったら、、、と、殆どRPGの感覚でみてしまいました。

誰が最初に突進するか、なんて誰も気にしないのが
すごいでした。

こういう状況では死を恐れるという感覚はなく
ひたすら命令に従い行動するんですね。
精神的にもフルメタルジャケットをまとうんですね。

そんな中、カウボーイの命令を無視して
同僚を助けにいった(助けられなかったけど）、
アニマルマザー役の人が、
映画の後半部分を面白くしていました。

Animal Mother


.....カウボーイの銃を節約したい、という気持ちもわかるけど
援護射撃は一斉でなくても
してあげないといけないですよね。

Full Metal Jacket Animal Mother's Charge


Amazonではどちらが面白かったかという点で
訓練時代の前半派とベトナム前線での後半派がいました。
私は迷うことなく後半派です。

Full Metal Jacket - Mickey Mouse song


戦争映画だから兵士が人を殺すのは
当たり前に思ってみてしまいますが
海兵隊に入る前はみんな普通の男の子たちだったんですよね。
(あのNineteen♪という曲は平均年齢が19歳だった
ベトナム戦争の米兵の歌であるそうです）

Wikipedia(日):フルメタルジャケット　1987　Full Metal Jacket
Amazon(日): フルメタル・ジャケット [DVD] いろいろな感想がありました。

ワーナー・ホーム・ビデオ フルメタル・ジャケット [DVD]