QLD 4000

G'day from Queensland!
オーストラリアで静かに暮らしています。

ジョン・アンダーソンのコンサート @ブリスベン パワーハウス Jon Anderson @Powerhouse Brisbane

2013-03-28 | --- 2.1 音楽

(長文~記録もかねて思い出すままに書きました)

 

コンサートは、来たら絶対に行くというミュージシャンから、

チケットが安かったら行ってもいいかな~という人までいろいろですね。

Jon Andersonは微妙なところにいて、行きたい気持ちは持ちつつも

前の日まで決心できませんでした。

 

クラッシックやアコースティックがメインでないかぎり

音楽そのものはライブより録音されたものを聞くほうがいいという場合が殆どなので

私の場合、ミュージシャンを生で見たいという気持ちがよっぽど強くないと

コンサートに足を運ぶことはありませんでした。

 

結果から先にいうと行って本当によかったです。

コンサートでミュージシャンをまじかにみながら

その音楽と音楽の合間の話をこれほど楽しめたのははじめてだったと思います。

 

行くと決心したのは前日で、そのとき席は75%くらいうまっていました。

当日券も大丈夫そうでしたが、後ろの席しかのこっていなかったので

チケットの安売りサイトやeBayを見て

安くはなってなかったのですが、当日になってから、朝の通勤のバスの中でSMSで

チケットの受け取り先などのやり取りをして、正面のいい席を買いました。

 

売りに出していたのは、たまたま我が家のそば(500mくらい)に住んでいる病院勤務の女性で、

「誕生日のプレゼントにもらったのだけれど、腰痛で2時間椅子に座りっぱなしは自信がない」ということで、売ることにしたのだそうです。

 

翌日には彼女から「コンサートはどうだった?」というテキストメッセージがきたので

「すごくよかった。 One of the best concertsだった」と返事すると

無駄にならなくてよかったわという返事。 その後

ファンクラブのサイトはみた? Facebookは見た?と聞かれたので

私以上にコンサートを楽しみにしていたのでしょうね。

チケットの入っていた封筒には、彼女にチケットをプレゼントしたらしき男性の名前と座席の番号(私の席から右に6つ目)がありました。わたしから受け取ったお金は(Pay pal払い)プレゼントしてくれた男性に返すそうです。。。二人はどういう関係なのかちょっと気になるところ(^_^.)

 

自分は今回会場であるPowerhouseで2月に行われたチベット祭に行ったとき

たまたまジョンのコンサートを知りました。

Powerhouseのメールも購読していますが、殆ど読まないし^_^;

それ以外に宣伝もなかったので、

他の人たちは、いったいどうやって、コンサートのことを知ったのか気になっていました。

 

お隣のカップルの奥様風な人にどうやってコンサートのことを知ったのか聞くと、

ご主人風な人が「僕はYESのファンクラブのメンバーなんだよ(だから知った)」という返事。

(彼はファンクラブとはいわずに、ファンクラブの名前で答えたので)

①  はじめYesのメンバーと聞こえた

②  彼のとなりは唯一特別指定席になっていた

③  あかぬけたカップルだった

(① ~③の理由で、元メンバーかなと思って)聞きなおすと「そう、ぼくはRick Wakeman」と言われ、

???そういえば最近は髭をはやしていた、でももうちょっと大きい人だったはずEtcと

顔を観察していると、やっぱり違いました(^_^;) 

 

*コンサートの2週間くらい前に最初のYesのメンバーの一人がなくなり

Jon Andersonが自分のウェブサイトで追悼の意をのべていました。

スティーブハウの前任と思われるそのメンバーは名前は知らなかったので

メンバーもいろいろいたのだなと思っていたので、

お隣さんのご主人風の人も私の知らない(元)メンバーの人かもという思いもちらっとあったのでした。

 

それから私の左となりの人も交えてYESやJonの話になりました。

左隣の人は、JonがYes時代の複雑なアレンジの音楽を

どうやってアコースティック(舞台にはギターとキーボードのみ)で表現するのか楽しみなのだそうです。

お隣の人も夫婦風カップルでとても若くみえたのですが

どこでYesのファンになったのか気になりました。

 

この方たちは今ではYesは聞いていないみたいですが、JonとRickの最近の共作のアルバムThe Living Treeを聞いてみたら

やっぱりよかった、などと話していました。 

 

ここにもいらっしゃいました。 The Living Tree結構いいと書いていらっしゃいます。

Living Tree
Ais

 

その後、うしろの席の人も

話に参加して私の知らない固有名詞がとびかっていました。

テリーオールドフィールドのときみたいにWikipediaで予習していかなかった(^_^;)ので

最近のことはさっぱりなのですが、どのコンサートにいったとかそういう話でした。

自分はメインの4人(ジョン、リック、スティーブ、クリスくらいまで)ですね。知ってるのは。

最前列付近となるとファンクラブ会員優先席とかコアなファンが多いのでしょうね。

後ろの席から話に参加した人の一人はNeil YoungのTシャツを着ていて

いかにもその世代の人でした。

 

このブリスベンのJonのコンサートはオーストラリア&ニュージーランドツアーの初日。

シドニーやメルボルンでのコンサートの前の足慣らしとも思えましたが

北から南下していく(ブリスベン、バイロンベイ、ニューキャッスル、シドニー、アデレード、メルボルン~)、というお年を考慮したルートになっていました(^_^;)

 

ちょうどイースターホリデーにジョンもバイロンベイでコンサートをするんですね。

 

バイロンベイのブルースフェスティバル

http://www.bluesfest.com.au/schedule/announcements.aspx?DayID=57

ジョンがコンサートでポールサイモンも来るので楽しみと話したのでこのコンサートのことをしりました。

Paul Simon, Robert Plant, Ben Harper, クリスアイザック、ジミークリフ、ルーファスウェインライト、タージマハールトリオ、イギ―ポップ、ステイタスクオetcと顔ぶれがすごいです。 

このサイトをみていたら、後ろを通りかかってスクリーンをみたHubbyが、タージマハールトリオのコンサートいったことあるよ、といいました。

ポールサイモンの次に名前のあるロバートプラントは(音楽の合間のジョンの話によると、)ジョンにGrassを教えたみたいですね。

 

バイロンベイでのジョンのコンサート情報

http://www.bluesfest.com.au/schedule/detail.aspx?ArtistID=487

 

前座の女性(Ashleigh Mannix)が30分くらいうたったあと

舞台の左手からひょこひょことジョンが現れました。

最初は舞台装置をだれかが調整にきたのかと思いました。

昔からあまりオーラのある感じでもなかったのは

彼が地に足のついた生活をしていたからでしょう。

お兄さんのTonyの話がよくでてくるのもいつまでも兄弟仲良くてよい感じでした。

好々爺、という言葉がぴったり(≧∀≦)

68歳で子供が3人なのでお孫さんもいらっしゃるのでしょうね。

お嬢様は日本で音楽デビューしたというようなことがWikiには書いてありました。

 

2008年には生死をさまよって3回入院しドラッグにまみれた生活^^;をしたそうです。

その話のあと、一回咳で歌が中断されたときは

お年もおとしだし、コンサート、最後まで大丈夫かなとちょっと不安がよぎりました。。。殆どのオーディエンスはそう思ったかも。

 

今回のコンサートのセットはYoutubeからもってきたこのリオデジャネイロでのコンサートと80%くらいいっしょでした。 

Jon Anderson - Wonderous Stories/Soon - (YES) - Imperator - Rio de Janeiro - 22/09/2012.

リオデジャネイロの人たちは堂々と写真とってていいですね。

Powerhouseのコンサートでは、ギターは全部で3本。

加えてウクレレも足元にある細い弦楽器もありました。 ローソクはもっと大きいものがおいてありました。

 

(リオデジャネイロに比べて)ブリスベンは監視が厳しかったです。

私の左となりの人は演奏開始前に舞台の写真をとっていたら

フラッシュをたかないでください、と注意されたのですが

彼はフラッシュをオフにする方法がわからないらしく(~_~)、

いろいろ試した末カメラはあきらめていました。

その後、フラッシュはだめといっているけど、カメラはだめとは言わなかったので

私も含め、回りは写真をとっていたのですが、

中盤以降に再びその女の人が

写真はだめ、といってまわっていました。 

 

Jon and Vangelis - I Hear You Now

(ギリシア人で炎のランナーのサントラ等で有名) ヴァンゲリスの話は彼の物まねをしながら話してくれました。

であったときがちょうどRick WakemanがYesを脱退したときで、

JonはVangelisにYesに来てもらおうと思っていたという話は、初耳、でした。

ヴァンゲリスはお金はいらない、音楽を作れればいい、というエピソードがいっぱいある人でした。

 

隣の人が誰でも小さく見える大きな人もいれば

隣の人が誰でも大きく見える人もいて

Jonは後者ですね。  

 

多くのイギリス人がそうであるように彼もサッカーの選手になりたかったらしいですが身体が小さくてあきらめた、みたいなことがWikiに書いてありました。

Keith Emersonと同じランカシャー出身で

今は20年以上アメリカに住んでいて数年前に永住権をとったそうです。

  

Bluesfest Touring and Brisbane Powerhouse present

Jon Anderson

Thu 28 Mar 2013

An Evening with JON ANDERSON - The Voice of YES

Jon Anderson is one of the most recognisable and influential voices in progressive rock.

As the lead vocalist and creative force behind the band Yes, Jon Anderson was central to that band’s phenomenal success.

Jon's solo show includes classic tales and songs from his days with the supergroup and also from his ensuing eclectic solo career.

Author, co-author and major creative influence behind such pieces as Close to the Edge, I've Seen All Good People, Roundabout, and Owner Of A Lonely Heart., this masterful musician is a weaver of stories both verbal and musical, An Evening With Jon Anderson will linger long in your memory.

Support Act: Ashleigh Mannix

Duration: 2hrs 35mins

'Yes, Jon still is the voice...Anderson’s voice remains exquisite, never more so than on Find My Way Home, Won-drous Stories and the sublime Soon excerpt from The Gates Of Delirium.'- Express and Star

 

 

Date

Venue

03/28/2013

PowerHouse

Brisbane, Australia

03/30/2013

Byron Bay Blues Festival - Lotus Palace Stage

Byron Bay, Australia

03/31/2013

Byron Bay Blues Festival - Crossroads Stage

Byron Bay, Australia

4/03/2013

Lizottes Supperclub

Newcastle, Australia

4/06/2013

The Factory Theatre

Sydney, Australia

04/10/2013 - 04/11/2013

The Corner

Melbourne, Australia

04/14/2013

The Gov

Adelade, Australia

04/17/2013

SKYCITY Theatre

Aukland, New Zealand

04/20/2013

St. James Theatre

Wellington, New Zealand

 http://thenoisehomepage.cocolog-nifty.com/small_talk/2006/05/__3a03.html


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