Forest GlenのNatural Foodstoreにいったとき
掲示板にTerry Oldfieldのコンサートのちらしが貼ってありました。
ななな、マイクの弟!と思ったらお兄さんだったのですが、お兄さんのコンサートのお知らせでした。
Emmy賞に二回ノミネートされ
BBCの Great Railway Journeys of the World(「世界の車窓」みたいな番組)で音楽を担当していたりもしていた人なのに
チケット代は25ドル(今の為替で2000円くらい)。 ただならぬお得感です(嬉)
彼自身の言葉によると彼の音楽はConscious Musicという分野の音楽。
HealingやReiki、瞑想用の音楽も作っています。
わたくし自身は精神世界からはちょっと離れたところにいる(まだまだMaterialistic)ので申し訳ないのですが
雰囲気を楽しむためにそこにおりました。
元教会だったらしい天井の高いヨガのスタジオが会場。
早めにいっていい席をなんて思っていたのですが....といっても会社が終わってからだったので開始10分前に到着
会場につくと椅子が16個しかありませんでした。
オーストラリア人は最後の5分くらいに90%来たりするからと
思っていても結局最後まで20人くらいで、
そのうち3分の一以上は前座で胡弓などを演奏されたQLD Conservatorium のNicholas Ng氏の関係者。
彼とTerryの即興の演奏もちょっとした緊張感があってとてもよかったです。
Ng博士(博士号をもっていらっしゃるみたい)もMacを駆使していました。
奥様でミュージシャンでもあるSorayaさんによると彼のコンサートは、
椅子は使わずヨガのマットに座ってという形が多いのですが
今回はヨガスタジオを貸してくれた人に椅子にしてくれとお願いされてそうなったそうです。
半数以上は壁沿いにヨガマットとクッションをおいて座って鑑賞していました。
女性は自分のスタイルをもっている素敵なファッションの人が多かったです。
しばらくするとアジア系の家族連れがはいってきて
チケットはもってないといいながらもぞろぞろと席につきました。
たぶんと思っていたけど、この家族は無料の飲み物も食べ物ももらさず口にしていました。
はい、そんなところを見ている自分でした(≧∀≦)
ただ、この一番下の小学生くらいの男の子が、
拍手だけは細かく強くしていたので、静かなコンサートの盛り上がりにちょっと貢献してくれていました。
途中で寝てしまったりもしていたけど走り回りたいさかりの小学生ながら健闘していました。 ありがとう。
20分の休憩時間中私のスカートが折りたたみの椅子にはさまり、
ひっかき傷ができたのでOh, my goshいっていると、話しかけてきた豪人女性がいました。
友達の紹介でコンサートにきたそうです。
70年代にシドニーでMikeのコンサートをみたそうです。
そのとき彼はブロンドの長髪で真っ白な服をきてとても印象的だったそうです。
会場で多分最高齢のその女性が昨日誕生日で67歳になったのよといったので
私は「あら全くそうは見えないわ、Terryよりも若く見えるもの。Terryは64歳よ」と。
これはお誕生日のプレゼント(≧∀≦)
3人できていてそのうちの一人は似てたので妹さんだと思う。
妹さんは40代のときのElizabeth Taylorみたいな顔で
この方は60代のときのElizabeth Taylorみたいな顔でした。
これは言って喜ぶか微妙なところ^^;
Terryはどこの生まれとかどこに住んでるの?等その女性に聞かれたので
生まれはNorth Londonで2001年からSunshine Coastに移住しているみたい、と
前日Wikipediaで得たにわかな知識を披露。
そのほか聞かれた質問にすべて答えられた自分がいました(≧∀≦)
音楽はHealing Musicでアコースティックの部分になると
MikeのHergest Ridgeに似た感じでした。
奥様はホーティカルチャリストでもあられるそうでTerryがいうようにボーカルの声もステキです。
二人ともいろんな楽器を操ります。 奥様は主にキーボードですね。
小さなステージの背面には袈裟のような布のかかった大きな仏像のパネルが置かれていました。
自分が演奏する楽器のほかマックのノートブックも音源にして演奏していたので
場所を選ばずにお寺でもどこでもミニコンサートができる感じです。
最後にTerryと直接話す機会もあり
Tubular Bellsに参加してるの?と聞くと、答えは「参加した」だったので(Wikipediaに名前は出てきませんでした)
どの楽器で参加したのかを聞くとFluteと。
Sally(お姉さん)たちと一緒に家族みんなで撮ってるジャケットの写真の話をすると
あれはすご~く昔のだね~(笑)と
それからTerryのCDにMikeも参加しているので
イギリスにいって録ってるのですか?と聞くと
TerryがMikeに音楽を送り、Mikeがそれにギターをいれるそうで
一緒にいる必要は今やないからね、ということでした。
他にも彼と話すチャンスを待っている人がいたので
大急ぎで質問したのですが、聞きたいことは聞けてよかったです。
*Mike関連の質問が主だったので彼にはちょっと申し訳なかったんですけど。
オーストラリアではほとんど無名ですが(と、Terryも言っていた)
ヨーロッパではだいたい観客200人規模のコンサートツアーとなるそうです。
コンサートの情報がもっと伝わっていれば、もっと多くの人が来たはずよと私がいうと
奥様は「そうなんだけどオーストラリアではまだPromoteの仕方がよくわからないの」と言っていました。
なんといっても音楽は素敵なのでもっと多くの人にしってもらいたいと思いました。
コンサートのあとにミュージシャンと直接話ができるのはうれしいですね
Terryの息子さんをテーマにした音楽というのもあって、すごく繊細な子で
今Darwinにいるといっていました。
二人はSunshine CoastのMalenyとMontvilleの間に住んでいるそうです。
Montvilleから20分くらいのところに画廊をもつ画家さんのパーティに去年呼ばれていったとき
周辺にはたくさんのアーティストが住んでいることを知りました。
小さなステージにあがる前、Terryは自己紹介をしました。
フルートをはじめたのは、バックパッカーになって自分探しの旅行をしているとき。
ギリシャで、お金がなくてなんとか小金を得ようと必死だった人から10ドルで買ったのがきっかけ。
Terryが世界放浪の旅からイギリスに帰ってきたとき
Mikeは(お金もはいって)Another personになっていて
メルセデスなんかに乗っていた。 Mikeはロンドンオリンピックの開会式で
音楽を演奏するといっていました。
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