[メリーポピンズの著者はクイーンズランドで生まれました~ 後半]
1925年に父方のGoff家をアイルランドに尋ねますが、Goff家は彼女をあまり歓迎しませんでした.....にも関わらず彼女はアイルランドの神話や伝説が大好きでした。
彼女は詩人のジョージラッセルにダブリンで出会います。 ラッセルは彼女を文学の世界へと導き、父娘のような関係は彼の死の1935年まで続きました。
彼女は病気から回復する過程(突然Illnessという言葉が...)でメリー・ポピンズを1934年に書き上げました。 メリーポピンズが大成功を収める中、1935年には「帰ってきたメアリー ・ポピンズ」を書き上げました。
*前注:翻訳本ではメアリー i/o メリー
第二次世界大戦が始まるとロンドンの情報省でしばらく働きました。 その後、養子のカミラスを連れて渡米し、1963年までに英米を行き来しながら3冊のメアリー・ポピンズと5冊の旅行書と神話本を書き上げました。
ウォールト・ディズニーは1948年からメリーポピンズの映画化権を得ようとしてきましたがトラバースは頑強に断わってきました。 ついにメリー・ポピンズが映像化されたのは1964年、トラバースは60代後半になっていました。 映画はミュージカルの傑作としての地位を築いていますが、 トラバースは「メアリー・ポピンズのキャラクターを取り違えており物語をぶち壊にしている」と感銘することはありませんでした。
ディズニーとトラバースについては"ボブ・トマス著/玉置悦子・能登路雅子訳『ウォルト・ディズニー~創造と冒険の生涯』講談社(1983)より抜粋・加筆"した『映画「メリー・ポピンズ」誕生の背景』に詳しく書いてありました。 (2005.11.18Up)
トラバースは米国の神秘主義者 グルジェフ(Gurdjieff)に傾倒したり、ニューエイジの雑誌「Parabola」の初代編集者になったりしています。 (建築家のフランク・ロイド・ライトはグルジェフの弟子だったそうです...トラバースの伝記作家によると)
彼女は生涯の大半を、ロンドン、アメリカ、ダブリンで過ごします。 豪州で生まれたということを口外したことはありませんでした。 彼女の伝記作家 Valerie Lawsonによると、オーストラリア出身であることを恥じていた!!そうです。 "embarrased about being Australian in London.... she was ashamed of being Australian." <= そこまで恥なくっても
........彼女の養子である息子のカミラスCamillusは「恥じてはいなかった」と言っているそうですが、Valerieによるとアメリカのカレッジで講義中出身を聞かれると「英国連邦the British Commonwealth」とか「大英帝国the British Empire」出身、つまり、英国生まれでも、カナダ生まれでも、ありうる、言い方で紹介していたそうです。 う~ん、どこの出身?と聞かれて関西、とか九州って答えるよりももっとあやふやかな。 アジア生まれ。。。ユーラシア大陸生まれ、とか^^;
30代のとき自分は結婚もしないし自分の子供ももたないだろうということに思い至り、養子をもらおうと決心します。 イエーツ(Yeats)の伝記作家の息子、アイルランド人の作家ジョセフ・ホーンの孫を養子にします。 ホーンの孫は双子でした。 アンソニーがあまり泣かないよい子だと、双子のどちらを養子にするか相談した星占い師に言われたのですが、彼女は泣いてやかましい方を選ぶは、といって養子にします。 イングランドからアイルランドにフェリーで渡り、カミラスをアイルランドの自宅で育てました。 カミラスは自分が養子であることも双子であることも17歳までしりませんでした。 アンソニーが自分の兄弟を探し出しロンドンで出会ったことで知ります。 このことに関してカミラスはトラバースを許すことができませんでした。 テレビではこの双子の2人が今でもパブで時々会っている様子が映し出されていました。
メリーポピンズは映画の中でI would never explainというセリフがあります。 トラバースも同じようなことを回りにいっていたようです。 彼女の伝記作家にもYou can ask me anything you like about my work, but I would never talk about myselfと手紙で書いているようです。
トラバースはロンドンで96歳でなくなります。 P.L. Tarvers died in London on April 23, 1996
全然まとまってなくて、もし読んでくださった方がいらしたらすみません。 自分のための記録ということで、いろいろかいつまんで書きました。 詳しくは下記WEB等ご参照ください。
[参考WEB]
Maryborough City Council www.maryborough.qld.gov.au
ABC-The Ark on Radio National www.abc.net.au/rn/relig/ark/stories/s844311.htm
1925年に父方のGoff家をアイルランドに尋ねますが、Goff家は彼女をあまり歓迎しませんでした.....にも関わらず彼女はアイルランドの神話や伝説が大好きでした。
彼女は詩人のジョージラッセルにダブリンで出会います。 ラッセルは彼女を文学の世界へと導き、父娘のような関係は彼の死の1935年まで続きました。
彼女は病気から回復する過程(突然Illnessという言葉が...)でメリー・ポピンズを1934年に書き上げました。 メリーポピンズが大成功を収める中、1935年には「帰ってきたメアリー ・ポピンズ」を書き上げました。
*前注:翻訳本ではメアリー i/o メリー
第二次世界大戦が始まるとロンドンの情報省でしばらく働きました。 その後、養子のカミラスを連れて渡米し、1963年までに英米を行き来しながら3冊のメアリー・ポピンズと5冊の旅行書と神話本を書き上げました。
ウォールト・ディズニーは1948年からメリーポピンズの映画化権を得ようとしてきましたがトラバースは頑強に断わってきました。 ついにメリー・ポピンズが映像化されたのは1964年、トラバースは60代後半になっていました。 映画はミュージカルの傑作としての地位を築いていますが、 トラバースは「メアリー・ポピンズのキャラクターを取り違えており物語をぶち壊にしている」と感銘することはありませんでした。
ディズニーとトラバースについては"ボブ・トマス著/玉置悦子・能登路雅子訳『ウォルト・ディズニー~創造と冒険の生涯』講談社(1983)より抜粋・加筆"した『映画「メリー・ポピンズ」誕生の背景』に詳しく書いてありました。 (2005.11.18Up)
トラバースは米国の神秘主義者 グルジェフ(Gurdjieff)に傾倒したり、ニューエイジの雑誌「Parabola」の初代編集者になったりしています。 (建築家のフランク・ロイド・ライトはグルジェフの弟子だったそうです...トラバースの伝記作家によると)
彼女は生涯の大半を、ロンドン、アメリカ、ダブリンで過ごします。 豪州で生まれたということを口外したことはありませんでした。 彼女の伝記作家 Valerie Lawsonによると、オーストラリア出身であることを恥じていた!!そうです。 "embarrased about being Australian in London.... she was ashamed of being Australian." <= そこまで恥なくっても

30代のとき自分は結婚もしないし自分の子供ももたないだろうということに思い至り、養子をもらおうと決心します。 イエーツ(Yeats)の伝記作家の息子、アイルランド人の作家ジョセフ・ホーンの孫を養子にします。 ホーンの孫は双子でした。 アンソニーがあまり泣かないよい子だと、双子のどちらを養子にするか相談した星占い師に言われたのですが、彼女は泣いてやかましい方を選ぶは、といって養子にします。 イングランドからアイルランドにフェリーで渡り、カミラスをアイルランドの自宅で育てました。 カミラスは自分が養子であることも双子であることも17歳までしりませんでした。 アンソニーが自分の兄弟を探し出しロンドンで出会ったことで知ります。 このことに関してカミラスはトラバースを許すことができませんでした。 テレビではこの双子の2人が今でもパブで時々会っている様子が映し出されていました。
メリーポピンズは映画の中でI would never explainというセリフがあります。 トラバースも同じようなことを回りにいっていたようです。 彼女の伝記作家にもYou can ask me anything you like about my work, but I would never talk about myselfと手紙で書いているようです。
トラバースはロンドンで96歳でなくなります。 P.L. Tarvers died in London on April 23, 1996
全然まとまってなくて、もし読んでくださった方がいらしたらすみません。 自分のための記録ということで、いろいろかいつまんで書きました。 詳しくは下記WEB等ご参照ください。
[参考WEB]
Maryborough City Council www.maryborough.qld.gov.au
ABC-The Ark on Radio National www.abc.net.au/rn/relig/ark/stories/s844311.htm
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