「RとLをごっちゃにするのは日本人しか知らない」という言葉をうけて
この事象はいったいどういう位置づけなのかとちょっとみてみました。
教えてGooより
英語のRとLの発音の違いはネイティブではどうなんでしょうかより
1. 日本人がRとLを使い分けられないのは、英語圏の人たちのあいだで有名です。
アメリカ人大学生が1985年に発表したベストセラー小説『レス・ザン・ゼロ』の中で登場人物が
「僕はUCLAの学生。日本人ふうに言えばUCRAだけどね」と冗談を言う場面があります。
フランス人はHを発音できないし、スペイン人はRが巻き舌になる。こういったことは、みんな知っています。
英語圏の人たち自身にとっても発音しにくい音は世の中に無数にあるわけで、その理由についていちいち考えたりする人は稀でしょう。
こういうことは理屈ではありません。「ああ、日本の人だから混同するんだな」、それだけです。
*レスザンゼロは映画にもなっていますね。
ロバートダウニージュニアが(映画の中で)死んじゃうので見てないんですけど「日本人ならUCRA」といっているはアンドリューマッカーシが演じた子??。
2. 日本人の場合、B音(バビブベボ)とP音(パピプペポ)を区別するのに苦労することはまずありませんよね。
でも、アラビア語にはB音はあるものの、P音がありません。
そのため、アラビア語圏の人の英語(とくに初学者)は、P音が発音できず、すべてBになってしまいます。
plate (お皿)が blateになったり、
person (人)が「ベルソン」になったり。(しかもRが弾き音)
「なんで区別できないのかわかんない。PとBなんて全然違うじゃん」と
日本人は思うかもしれませんが、アラビア人にとってはそうではないわけです。
LRが区別できる人にとっての、日本人のLRの混同も同じよう印象だと思えばいいと思います。
こういう「俺の母語に無い音だからなかなか言えない」というのは誰しもあります。
スペイン語には「ザ」行の音がなく、すべて「サ」行になります。
(「デザイン」が「デサイン」とか)
中国人は語尾を子音で止めるのが苦手です。
韓国人はよくFがPになります。
逆に日本人が得意で欧米人や中国人が苦手なのが「長音」「単音」「促音(っ)」の区別。
他の方もおっしゃってますが、たとえば
「ユキ」と「ユーキ」の区別、「学校」と「画工」の区別などができなかったり。
3.Lと Rを全然違う物として理解し、聞き取っています。
子供ですとR の発音が難しくよくr の代わりにwを使っている子供がいます。r をw にして話すのは、幼児語の話し形の一つです。
Sorry - sowwy
と言った感じです。
わたしの大学の先生(アメリカですのでアメリカ人の先生)が、小さいときに彼女の幼いボーイフレンドはl をwにしたとか。
Love-wove ですね。
4. R と L が一音の言語、例えば、韓国語には、自動的に(母音間は R、語頭はゼロ(南北の差あり)、語尾は L というように) R L を処理する規則があるので、両方あるが区別がありません。区別がないこ
とはハングルに R L に相当する己の様な文字要素が一つしかないのでも分かります。こういう場合には混乱があり得ます。
また歴史的に,ラテン語の peregrinus 「外国人」から(フランス語経由で)英語の pilgrim「巡礼者」が派生したという下記の様な語源説もありますから R から L に変ったようにも見えます。
しかし、L から R に変る例はなく、lallation とか lamdacism という R を L に変える「発音は音を正確に発音できない言語欠陥の一種」(ランダムハウス英和2版)と見られています。
以上、どれも、なるほどでした。
よくI love youをI wuv you というのは「愛してます」を「あいちてまちゅ」という感じなんですね~。 まちゅぴちゅ~
日本人が苦手なVとB, LとRの発音、(グローバルに?)知られているとありますが、
ネイティブでなくてももたいていの国の人は気付いているのでしょうね。
日本通の中国人Sちゃんに「A君がThank you bery muchと言うのは なぜ?」と聞かれたことがあるんです。
外国語というのは英語だけではないのですけれども
英語の学習に関していうと、日本の場合、幼児期に耳だけでもRとLを区別できるようにしておくとか
Vのある英単語のカタカナ表記はヴと書いて発音も区別させるとか
しておくと、あとあとその点に関しては助かるかな~という気がします。
タイミングよくTak先生のブログにまとめてありました。 Nanapiのほうをみてもいいんですけどね(^_-)
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