癖というのはなくて七癖と言いますが、我が家の口癖というのがあります。
その癖の始まりは、わが夫からです。
大人ばかりになった我が家は、帰宅時間がばらばらです。
「お帰り~」という声がない我が家で、唯一、温かく迎えてくれるのは、
愛犬です。
で、この愛犬・柴ワンコに向かって、
「ただ今~リュウちゃ~ん。」
「リュウちゃん、誰も帰ってこないね~」
などと、枕言葉のように、リュウちゃんをつけるんです。
また、
「・・・・、リュウちゃん」と、語尾につけたりと・・・。
で、旦那は、ある日、
「リュウちゃ~ん、まーちゃんに、『コレ洗っておいて~』と持って行きな~」
と、バスタオルや、自分のカッターシャツなど出してきます。
リュウを通して、洗濯し終わったあとに、おもむろに出してきます。

また、
「まーちゃん、僕もご飯。リュウも欲しいよな~」と、
常に、リュウを仲介して言うのです。
炊事仕事がやっと終わったころ(午後10時半ごろ)、帰宅してご飯と言いづらいらしくて・・・。
この口癖が、子ども達もたまに使います。
どうも、ストレートに言うと、《山の神の逆鱗》に触れるかなと思うことは、
枕詞や、語尾を上手に使ってきます。

で、私も、旦那や子ども達の勝手な行動に切れそうなときは、
「ね~、リュウちゃん、パパさんもにーたんも、ご飯いらんのやて~。
いらんなら、いらんて、メールなり、電話して来い~!て、言うたって・・・。」
と。
