ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

余裕と切り詰め

2010-06-09 22:49:24 | PTA・教育
給食リフト操作だけで年1800万円 西宮の7校(神戸新聞) - goo ニュース
 西宮市内の公立小中学校で、リフトを使って給食を上階に運ぶだけの「給食運搬員」が40年近く配置されていることが、市の定期監査で分かった。業務は民間委託で、2010年度は委託料として7小中学校で計約1800万円を支出している。神戸市などでは調理員や教員らが運んでおり、厳しい財政状況の中、必要性を疑問視する声が上がっている。
西宮市教委によると、給食運搬用リフトは、4階以上に普通教室がある場合に児童・生徒の安全と負担軽減のため、昭和40年代から設置が広がり、合わせて給食運搬員も配置された。4階建ての校舎があるのは現在7小中学校で、一括して民間に委託している。
 業務は2、3人が一組になって、1階の給食室から給食と食器をリフトまで運んでボタンを押して操作する係と、上階で受け取って、その階の配膳(はいぜん)室まで運ぶ係がある。給食を終えると、児童・生徒が配膳室に運んだ食器などをリフトに入れ、1階の給食室の洗い場へと戻す。実働は1日数時間という。
 学校側は「給食室から配膳室まで距離があり、調理員や教員が運んでいては、給食の時間に間に合わない。人数が足りないくらい」としている。
 しかし神戸市では、4階以上に普通教室のある場合、調理員や教員が業務を担当しており、市教委は「リフトを動かしたり、給食を運搬したりする人員を置く余裕はない」と話す。西宮市でも財政再建が課題になっており、市監査委員は「本当に必要な人員なのか不明。あり方を見直すべき」と指摘している。



子供の通っていた学校も、運搬用のリフトが設置されている。
校舎は、3階建。

実際に学校の先生から、「大変な面もある…」と聞いたことがある。

給食センターから運ばれて来たものを、その時間に受け取らなければならない。
時間までに、各配膳室まで運ばなければならない。

児童の授業中を狙って行う。
たぶん、児童の安全の為だと感じる。

校務員(用務員)の方も手伝って下さるが、どうしても先生が手を出さないわけにはいかない。
その時間を作るのが大変だと言っていた。

でも、人員を配置してもらえる予算もない。
その予算があるのならば、他にも予算を必要としている事がある。
結局は、現状のまま行っている。

実際に、人員の確保が難しいのは、小規模校。
4階建てということは、学校規模も小さくない。
やりくりができないとは思えないんだけれど…

西宮という大きな市では、1,800万円の予算で何ができるだろうか。
学校に分配予算にしてしまえば、高が知れているかもしれない。
でも、もっと有効な使い方ができるような気がする。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする