ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

簡単に辞めるなよ!!

2005-01-28 15:19:03 | 我が息子
今年も高校受験のシーズンがきたなー。
去年の今頃、大騒ぎをしながらも、高校生活に胸を膨らませていたような気がする。
おかげさまで、第1志望校の工業高校に進学ができました。

まさか…
退学したいなんて言うとは思わなかった。
些細な事から暴力を振るわれ、イジメだよね。
退学騒動は今は落ち着き、元気に登校している。(しかし、部活はクビに…)

友人と話をしていたら、実を言うと娘が「辞めたい」と洩らしているらしい。そして、別の友人はからも「登校するのに吐気がするほど苦労していた」なんて言葉を聞いた。家の子だけではないとホッとする反面、私達の頃の高校生活と違うんだなと、悩んでしまった。

子どもと接していて感じるのは、退学=リッセトだと思っているような気がする。辞めてしまえば、入試前に戻ってやり直せるような錯覚を持っているように感じる。
違うんだよね、リセットはできないんだ。
退学した後を、歩いていかなくてはいけない。そこのところをきちんと理解しなくちゃ、ダメ!
と痛感した。

義務教育中は、登校するように応援するようなシステムを学校や教育委員会等が作っているようだし、相談窓口もあるような気がする。
高校生は、来ないのなら退学すればいいという感覚のような気がする。
そして、保護者だって相談できる場所や、理屈をこねるのがうまくなった子どもと、どう関わればいいのかわからないのではないかな。
ここできちんとした形での答えを出さなければ、ニートに繋がっていきやすいのではないか、なんて考えてしまう。

子どもに、「いつまでたっても親は親だよ」って言った時、妙な顔をした。
「お母さんが買い物に行く時だって、おじいちゃんは気をつけるんだよって言うじゃない。こんな大人だって、子供は子どもなんだよ」と話した時、納得した顔になったような気がする。
子どもと、感情のキャッチボールしていきたいね。
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