「青空の社会学」

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☆国と東電は真摯に責任を認めよ!福島地裁が東電に賠償命令!(8/26)

2014年09月03日 | 政治
☆「青空の社会学」 目録(リンク)

福島地裁が東電に賠償命令!(8/26日)
(国と東電は真摯に責任を認めよ!)




福島県川俣町(山木屋地区)の渡辺はま子さん(当時58歳)が、一時帰宅の間に焼身自殺したことに、夫と三人の子供が東京電力に損害賠償を求めていた判決が下されました。(8/26日)
潮見裁判長は「避難生活と自殺には相当因果関係がある」と遺族の主張を認め、4900万円の賠償を東電に命じました。



潮見裁判長は「古里での生活ができず、帰還の見通しが持てないなど、強いストレスを感じる出来事に短期間で次々と遭遇した」と指摘しました。
東電に対しては原発事故から自殺者が出ることを「予見」が可能だったと厳しく指摘しています。




〈「福島の状況」と「事故責任の不明確」〉


福島県では今でも避難している人は10数万人に上ります。こうした人達は住み慣れた住居を奪われ、生業も奪われました。
福島県内で原発事故に関連して亡くなった人はすでに1000人を超し、その中には自殺に追いやられた人も数十人にのぼります。

犯罪者は日本国家と東電です。しかし未だに責任が不明確で逮捕者も出ていません。

福島県では東日本大震災で被災した宮城県や岩手県の震災関連自殺者を大幅に上回ります。
特に原発事故のため、避難の長期化とともに関連死や自殺者の増加が指摘されています。

元気一番!!