ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

ワクチンの効果は?

2021-04-06 21:03:39 | 新型コロナウィルス

スーパーに売っていた、色づけされたサボテンです。

ポットとカラー・コーディネートされていて可愛い~

 

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新型コロナ・ワクチン接種が急ピッチで進む英国。

すでに成人人口の過半数が、ワクチンを受けたことになります。

 

1月上旬に迎えた第三波のピーク時と比べると、新規感染者数も死者数も入院患者数も、大きく減りました。

 

死者数・感染者数・入院患者数がシンクロして降下しつつあるのを見るのはウレシイ!

 

一時はヨーロッパで最悪に近い状況にあった英国ですが、

現在の一日の感染者数は、下から数えた方が早いくらい。

 

一方フランスやドイツでは、新規感染者数・死者数ともに上昇傾向にあり危機感が高まっています。

下はフランスの現状。

 

 

英国の状況が改善されたのは、ワクチン接種のおかげ?

それとも新年早々イングランドで始まった、3回目のロックダウンのおかげ?

おそらく両方では?と私は思いますがどうでしょう。

 

それでも人口100万人あたりの死者数を見てみると、西欧主要国の中では英国は、

今日現在でもイタリア・スペインを抜いてトップです・・・。

 

というわけでコロナ状況は現在のところ落ち着きを取り戻しつつある英国ですが、

新年早々始まったロックダウン/感染予防対策も段階的に緩和されてきています。

3月8日からは全ての学校が再開され、放課後の屋外スポーツやアクティビティもOKになりました。

公園などの屋外公共スペースにおけるレクリエーションは別世帯の2人まで一緒にやってよく、

座ってコーヒーを飲んだりピクニックしたりもOKに。

3月29日からは、自宅の庭を含む屋外で6人または2世帯までなら集まって良いことになりました。

テニス、バスケットボール、水泳プールなどの屋外スポーツ施設も再開されました。

来週の月曜日つまり4月12日からは、必要不可欠ではない小売店、美容院、図書館などの公共施設の一部、

アルコールのテイクアウトやビアガーデン、動物園、テーマパークなどの屋外レジャー施設が再開されます。

加えて水泳プールやジムなどの屋内レジャー施設、自炊式の貸別荘やキャンプ場などの自給自足型宿泊施設も再開に。

5月17日からは、最大2世帯まで屋内で集まれるようになります。映画館や博物館、ホテル、パフォーマンス施設、

スポーツイベントも再開され、サッカースタジアムなどの大型屋外施設には最大1万人の観客が動員できるようになります。

このほか結婚式や披露宴、葬儀や通夜には最大30人が参加できるようにもなります。

 

しかしながら、制限の緩和には条件がありまして。

ワクチン接種事業が継続して成功していること、それに伴う感染率の低下、変異株の評価、医療機関に過剰な負担をかけない

感染率の維持という、4つの条件を各段階で満たす必要があるそうです。

つまり条件を満たせない場合は、緩和は先送りにされる可能性もあるということですね。

また、制限が緩和されようとも、感染予防の基本である HANDS / FACE / SPACE (手洗い・マスク・ソーシャルディスタンス)は

続行するよう求められています。

制限緩和の最終段階として6月21日からは、社会的接触に関する法的制限が全て解除される可能性があります。

ナイトクラブなどの最終段階まで閉鎖が続いていた分野が再開され、結婚式や葬儀における制限も廃止されるかもしれません。

それはすべて、今後の感染状況にかかっていますね。

 

何故かの理由はわからねど、先進国の中では最悪に近く新型コロナにやられた英国。

でもワクチン接種は驚異的なスピードで進んでいるので、今後の英国のコロナ状況は、他国にとっても

格好の観察対象なのではないでしょうか。

段階的な制限の緩和が進んでも状況がひどく悪化しなければ、ワクチン接種の効果があったといえますから。

でももしまたひどく悪化してしまったら、Uターンしてふたたび対策を強化したりロックダウンに入らねばならないかもしれず・・・

英国のみならずどこの国でも誰もが、社会生活の制限にウンザリしコロナ疲れしていますから、

どうかどうかそうならなりませんように! と、祈るのみです・・・。

 

ついでに、アストラゼネカ・ワクチンについてですが。

ファイザー社製のワクチンに関しては言及されていない脳血栓が、なぜかアストラゼネカ社製についてだけ問題になっています。

 

ヨーロッパにも、現在のところはアストラゼネカ製を使っていない国や、使ってはいるけれど高齢者にのみという国が多いです。

 

個人的には、アストラゼネカ・ワクチンを受けることに躊躇はありません。

脳血栓の発生率、ましてやそれによる死亡率は限りな~~~く僅かなので、新型コロナで死ぬリスクは、

アストラゼネカを受けて脳血栓で死ぬリスクをはるかに(たしか1000倍とかそれ以上)超えるものだからです。

実際先月に1回目のアストラゼネカを受けて(最初のワクチン受けました!)、2回目は6月の予定です。

 

でもこれは、個人によって考えが異なるでしょうし、異なって当然です。

どこ製のワクチンを受けるか選べれば一番いいのでしょうが、ワクチンが世界的に不足している現状では、それは無理。

どこ製にしろ、ワクチンそのものを受けたくないという人も少なくないようですし。

だから大切なのは、一人一人が良く考え、自分で決定を下すことだと思います。

強制されたのではなく自分で選んだことの結果なら、あとあと何が起ころうと納得できますからね。

私も、もし自分に脳血栓が起こったら、そういう運命だったと思うことにします。

 

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