我が夫オットーは、冷静を保てる人です。
罵り言葉を使うことなど、年にせいぜい二、三度しかありません。
ですが昨日は、午後ラジオを聞いていて、思わず
"Kill him!"
とつぶやいてしまったそうです。
誰のことかって?
もちろん、トランプ(「大統領」は省略)です。
昨日のトランプとゼレンスキー大統領との会談の模様をまだ見ていない方は、コチラでどうぞ。
記事の途中に、5分弱がはさまっています。
【解説】 トランプ氏とゼレンスキー氏の対立 NATOにとって一大危機 - BBC NEWS JAPAN
コチラには全文が掲載されています。
トランプ大統領 「我が国に無礼だ!」 ウクライナのゼレンスキー大統領との会談で交渉決裂 【全文掲載】 - FNNプライムオンライン
私はこれを見て、ヴァンス(「副大統領」は省略)にも、トランプ同様に腹が立ちました。
何度も重ねて、「トランプ氏に無礼だ」 「感謝が足りない、感謝しろ」 としつこく要求して!
トランプの腰巾着もいいところ!
以前は反トランプだったとは、信じられません。
ああしてトランプに恥ずかし気もなくゴマをすっているところをみると、
将来大統領の座につくことを期待しているのかも。
"Kill him!" ではなく "Kill them!" と、私は思いましたね。
(腰巾着はここにも:
ルビオ米国務長官、ゼレンスキー氏に謝罪要求 トランプ氏との衝突めぐり - AFP●BB News )
だいいち何で、ヴァンスまで同席したのさっ!?
トランプ一人では心もとないとでも?だったらそれこそが、トランプに対する侮辱でしょう!?
二対一でゼレンスキー大統領を、面と向かって声高に非難して!
しかもゼレンスキー大統領には、言葉のハンデがあったというのに!
本当に不公平な状況だと思いました。
ゼレンスキー大統領が冷静を保てなかったのは残念でしたが、
あの状況では無理はなかったと、深い同情を覚えます。
でももしかしたらあれも、トランプ側の計算されたうえでの行動だったのかもしれません。
今後ウクライナに何が起きても、トランプは「助けてやるつもりだったのに、勝手に怒って帰って行った」
と、とぼけられますからね。
それでなくてもトランプは、「戦争を始めたのはウクライナ」
「ゼレンスキーは独裁者」 などと、完全に誤りであることを、公然と言ってのけたりしていて。
あまりに信じられなくて、加齢による認知障害かっ・・・!? とまで疑ってしまいましたよ。
「ガザ地区をアメリカがもらってリゾート地にする」 などという、これまた信じられないような計画も、
飛び出しましたし。
トランプ氏、リゾート地と化したガザ描くAI動画を投稿 どういう戦術なのか - BBC NEWS JAPAN
(実現したら、呼称は「トランプ○○」になったりするのかな・・・ )
ロシアのウクライナ侵攻から4年目を迎えた先週も、こんな記事を読んで、ウクライナの将来を憂いていたんです。
ロシアの全面侵攻開始3年 ウクライナ消滅の悪夢再び・・・・・・BBC国際編集長 - BBC NEWS JAPAN
トランプが、今風に言えば 「斜め上を行く」 人であることは承知していたつもりでしたが、まさかここまでとは・・・
今のところ、火の粉が自分に降りかかるのを怖れるあまりか、誰もトランプに対して公然と反対意見を述べようと
していないようですが、アメリカにはトランプより頭脳明晰で品性と良識も備えた優秀な人物が、たくさんいるはずです。
「プーチンこそ独裁者」 “トランプ応援団” メディアがウクライナめぐるトランプ氏の暴言を批判・・・ ニューヨーク・ポストが
「訂正すべき10の真実」を掲載 - 木村太郎のNon Fake News/ FNNプライムオンライン
トランプは人としてあり得なさ過ぎて、もう見るのも、声を聞くのも嫌。
そんな単純な話ではないのかもしれないけれど、政治バカの私としては、
一刻も早く 「トランプおろし」 が始まってくれることを、祈っています!
ウクライナを見捨て、ロシアに、プーチンに、歩み寄っているように見られるトランプ。
今朝、こんな記事を、興味深く読みました。
狙いは「戦争終結」でも「鉱物資源」でもない・・・トランプ大統領がウクライナを見捨て、プーチンを選んだ
「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプが、中国を牽制するため親プーチン・親ロシアとなるなら、
それは第二次大戦後の東西対立という構図が、ひっくり返されることになり・・・
トランプが率いるアメリカは、NATOや国連から脱退なんてことにも、なりかねないような・・・
まさにこの世は、諸行無常・・・。
トランプ政権が終わりを迎えた4年後、世界はどうなっているんでしょうね。
否、トランプは、プーチンみたいに 「大統領任期の制限を取っ払う」 なんてこともやりかねない!?
(もう何が起きても驚きそうにない自分がコワい・・・ )
ところでこの会談。ゼレンスキーさんは英語が母国語ではないのになんでトランプとヴァンスの二人から捲し立てられなければならないのでしょうか。(英語圏の人ってよく英語が共通語って勘違いしている気がします。話せて当たり前!みたいな)みていて心がズキズキしました。嫌なニュースばっかりで、考えると深い闇に落っこちてしまいそうです😭
おかげさまで誕生日だった今日は、のんびりまったりした一日を過ごせました。そうですね、本当にいつか、どこかでお目にかかれたらと思います!(日本とか?)
ゼレンスキー大統領は、本当に大変な立場にあって、彼の心中を思うと、心が痛みます。世界はこれからどうなってしまうのでしょうね?本当に嫌な、そして厳しい状況です・・・