はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

無知が恐怖を誘う

2011年03月15日 | 日々のよしなしごと
今回の大地震をきっかけに起きた原発事故で、首都圏に住む自分が原発の恩恵を受けながら、いかに原発に無関心だったのか、知らないのかを思い知らされた。

無知は恐怖を誘う。あまりにも原発の原理を知らなさすぎるから、刻一刻と伝えられる状況の変化に戸惑うばかりだ。

結局、私達はどうすれば良いのだろう?ただ静観(傍観?)するしかないのか?

ヤフーでは、様々なニュースに対して、いい加減なコメントが寄せられることが少なくないが、原発事故に関して、以下の2点のコメントは比較的マトモで、安心感を与えてくれるものだと思う。特に2番目のコメントは専門家のリークとも取れ、徒に恐怖を扇動するマスコミの報道姿勢に釘を刺すものだと思う。

私達は、正確な事実が知りたいのだ。状況に応じて何をすべきか指南して欲しいのだ。マスコミ各社には冷静な報道を望む(伝え手がハイ・テンションになってどうする?!oni)


『僕は今朝から日本語から英語に切り替わったJSTVも含め、BBCWorld、Euronews、CNN、イタリアとフランスのメディア名が見ないと分からないけど、その英語版で金曜日から追っている。

原発に関しては、「日本は適切な処置を続けている。日本は技術も基準も世界のトップ(World top standard)」とどの専門家も何度も言っている。
だからこそ、EU首脳陣が緊急会議で集まって原発の是非の議論を再燃させているんだよ。
世界最高峰の日本で!ということで、原発反対デモも各地で起きている。

日本のプロたち、頑張れ!
東電、頑張れ!
日本、頑張れ!

彼らの知識と努力に感謝しつつ応援し、指示があったら従って協力するのが今の国民の務めだ。

みんな、がんばれ!』


『身分は明かせないが関係者としてコメントを。

東電に言いたいことを全てしゃべれと言うと、
1)構造上チェルノブイリ化(Dirty Bomb)は100%あり得ない。
2)制御棒はあの地震と津波にもかかわらず瞬時に挿入された。よって核分裂反応は進んでいない。(これはとてつもなく凄いこと。褒められても良いところを、非難されている理由が分からない。)
3)現在の問題は余熱である。あたかも核分裂反応の熱で核爆発が起こるかのような報道は納得いかない。(実際には核爆発は起こそうと思っても意図的でなければ起爆できない。)
とまくし立てることだろう。

とにかく記者会見場の雰囲気が楽観的(事実)なことを発言できる雰囲気でない。
マスコミが不安を煽るのは非常に簡単。(Negative campainは選挙でも用いる最も幼稚な手段。)
これが国民へ誤ったイメージを植えつける根源だ。』

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