はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

備え

2011年03月16日 | 日々のよしなしごと
昨日の静岡を震源とする地震も怖かった。念のため、手提げの旅行かばんに貴重品類、肌着、ペットボトルの水、クラッカー、チョコ等の保存のきく食べ物、常備薬、傘を詰め込み、枕元に携帯ラジオ、電池なしで使える(グリップを一定時間廻して発電させる)懐中電灯、携帯電話を置いて布団に入った。でもなかなか寝付けなかった。

自分なりに節電の為、このところ暖かかったこともあるが、地震発生以来、暖房器具は使用していない。朝晩の寒さは服を着込んで凌いでいる。PCやテレビ、照明も時間を制限して使用している。携帯も電池を保持する為、使う時だけ電源を入れている。

計画停電に備え、不要不急の電気機器のコンセントを抜き、最低限使用する電源だけを残し、他のブレーカーは全てオフにしている。冷凍庫には保冷剤を幾つも入れている。マンションはポンプで水をくみ上げている為、停電に伴う断水に備え、トイレ用の水を風呂桶に貯めることで確保。鍋という鍋、使用済みペットボトル、また阪神淡路大震災をきっかけに購入したポリタンクに水を溜め、飲料水を確保している。

夫婦2人が2日間は食べられる分量のご飯を、とりあえず炊いた(普段から炊飯器の保温機能は使用していない。炊きあがったら電源を切っている)


ニュースによれば、被災地の方々が必要最低限の医療体制や自治体業務を維持し、暖を取る為の重油やガソリンが絶対的に不足していると言う。直接被災していない首都圏の人間が、ガソリン確保に躍起になっているのが浅ましく思える。

不安にかられているのは分かるが、被災地に比べたら、電気、ガス、水道等のライフラインもある程度確保されている首都圏の人間が、そんなにパニクってどうする?!もっと被災地の方々のことを最優先に行動を自制して、多少の不便は我慢しようよ!

今こそ、日本人の民度が試されていると思う。


【追記】カナダからお越しのBさんご一行、ご無事で何よりでした!安心しました。
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