はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

プライドと偏見

2006年05月31日 | 映画(2005-06年公開)
もう10年以上も前になりますが、海外駐在時、友人夫婦が 英国駐在だったこともあって、何度か英国を訪ねました。 英国はロンドンも良いけど、カントリーサイドが絶品です。 キーラ・ナイトレイ主演の☆『プライドと偏見』は、 そのカントリーサイドの風景がふんだんに盛り込まれていて、 とにかく映像の美しさには魅了されます。 肝心の物語の方は、正統派メロドラマといった趣。 互いの誤解を解き、身分違いの恋は果 . . . 本文を読む
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オリバー・ツイスト

2006年05月31日 | 映画(2005-06年公開)
19世紀ロンドンを舞台とした、 孤児オリバー・ツイストの物語。 家族で安心して見られる作品ですね。 先頃見たミュージカル『ベガーズ(乞食)・オペラ』は 18世紀のロンドンが舞台でしたが、貧しい人々の暮らしに、 18世紀も19世紀も大差ありません。 不衛生な街で、着たきりスズメで、食うや食わずの生活。 そもそも19世紀までヨーロッパにおいて、子供は ”幼く未熟であるがゆえに保護される存在”ではな . . . 本文を読む
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ダ・ヴィンチ・コード

2006年05月29日 | 映画(2005-06年公開)
土曜日に家族で見て来ました。 既にご覧になった方の感想をブログ等で拝見する限り、 原作を読まないことには理解し難いとあったので、 私は原作を読んでからと思っていたのですが… やっぱりジェットコースターな展開で、肝心の?謎解きの 部分はあまり理解できなかった、というのが正直なところ。 それは夫も、息子(←の場合、当然か!『ナイロビの蜂』でさえ 理解できないとボヤいていたのだから)も同じ。 謎解 . . . 本文を読む
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思わず足を止めて、見た

2006年05月27日 | はなこ的考察―良いこと探し
自宅マンションの敷地内にひっそりと一輪だけ咲いていた。 どこから飛んできて、ここに根付いたのか? 小ぶりで、まるで迷子になった子供のような心細さを、 その姿に感じてしまう。 実際はどんな場所でも根付いてしまう逞しさを持って 生きているのだろうけど。 【追記】06.05.28 翌日には無惨に茎がへし折れて地面に横たわっていました。 前夜の雨に打たれて折れたのか、 無断駐輪の自転車に踏み潰された . . . 本文を読む
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薔薇の共演・競演・興宴

2006年05月26日 | はなこ的考察―良いこと探し
美しいので、夢中でシャッターを切ってしまいました。 ひとつひとつ色合いも違うし、花弁の形状・数も違うし、 中には頭(こうべ)を垂れるものなどもあって (その特徴から花のトンネルを作る際に用いられるそう)、 多彩で、豪華で、気品のある美しさは、 昔から人々を魅了して止まないのですね。 だから多くの人々によって改良がなされ、多くの品種が 開発され、それぞれに素敵な名前が付けられている。 まさに蘭と双璧 . . . 本文を読む
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友人の家で薔薇三昧

2006年05月25日 | 携帯電話から投稿
今日は友人宅に招かれ、彼女が育てた自慢の薔薇の花々を愛でて来ました。今なら花屋で、手軽に素敵なものが手に入りますが、株から丹精込めて育てられた鉢植えの薔薇には、育てた人の愛情の深さが窺えて、味わい深いですね。写真の薔薇には《プリンセス・オブ・ウェールズ》と言う 名前が付いています。故ダイアナ妃ゆかりの名ですね。清楚で気品ある雰囲気を湛えています。(携帯より送信。移動中の車中にて。) . . . 本文を読む
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①足るを知れ?『ディック&ジェーン』

2006年05月24日 | 映画(2005-06年公開)
今年の見初めはジム・キャリーのコメディから。 主人公のディックが夢に描いた幸せは、 突然の会社の倒産から脆くも崩れ去ってしまう。 上昇志向の強いディック。夫婦共に少し見栄っ張り。 しかしいくら生活が困窮したからって、 犯罪に走るのはどうなんだろう? コミカルに描いているけど、 結局自分本位な身勝手な行為だ。 一応それも、ディックやジェーンの”勝ち組”志向を 皮肉った描写らしい。 本作では、大 . . . 本文を読む
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日本には日本ならではの良さがある

2006年05月24日 | はなこ的考察―良いこと探し
最近たまたま見た番組で世界的に有名なバレリーナ 上野水香さんを見かけました。 プロのバレリーナに憧れる少女が 「外国人バレリーナの四肢の長さを見ると、 容姿的に見劣る日本人は太刀打ちできないのではないか?」 と、その揺れる心打ちを吐露すると、 上野さんは愛くるしい笑みを浮かべながら、 「そんなことはないですよ。 日本人には日本人ならではの良さがある。  技術的には何ら遜色はないし、 日本人が持つ . . . 本文を読む
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人生の大事なことは映画から学んだ

2006年05月23日 | 映画(2005-06年公開)
映画『ホテル・ルワンダ』 現時点で、今年一番の印象深い作品です。 繰り返しになりますが、普段、備忘録として細々と興味関心 の赴くままに書いているので、今回の『明日の記憶』を きっかけとして、(私にしては)たくさんのTB&コメント を多くの方からいただき、その返信にてんてこ舞状態です。 できるだけTBやコメントをいただいた方のブログへは訪問 して記事を拝見し、TBはもちろんのこと、コメントも 書 . . . 本文を読む
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『ポセイドン』 試写会報告

2006年05月21日 | 映画(2005-06年公開)
試写会に招かれておきながら言うのも何ですが、 試写会の意義とは何なのでしょう? いつの頃から一般向け試写会が、これほどまでに盛況と なったのでしょう?今や、一般公開に先駆け試写会を 実施するのは常識となっています。 映画愛好者の口コミ効果は、絶大な宣伝効果をもたらす のかもしれませんが、同時に諸刃の剣でもあります。 もし、試写会での評判が芳しくなかったらどうするのか? 不評は好評と同じく、いえ . . . 本文を読む
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