菜の花を左右に分けてゆくバスは 滑らかにわたる風をつれおり はこべ 清々しい一首。 「菜の花を左右に分けてゆく」という表現で、 そこにいっぱいに広がる黄色い菜の花畑と、 その間を走るバスと風とを感じることができます。 |
夕焼けを背に振り向けばだるまさん滑って転んでだあれもいない お気楽堂 わらべうたの延長のような作品。 子供ごころに感じる、夢中で遊ぶ楽しさと、取り残される心細さ。 夕焼けの明るさと、そこに落とされる黒い影のような対比。 リズム感よく演出されていると思いました。 |
滑稽とかなしいはひとつながりでわたしはわずか右に傾く 星川郁乃 わゎ。 すごく好きな作品です。 上の句と下の句の繋がり方がとても好き。 滑稽とかなしいはひとつながり。 その均衡を取るかのようにわずかに右に傾く。 そっとそっとこぼさないように生きる。 |
2007年版に突入されましたね~。私も自分でムチ入れてラストスパートしないと。
今年も、はるか後ろをついて行きます、よろしくお願いします。
お気楽堂さんの「足掛け3年?」の記事を読んで、2007年の感想を走る決心をつけました。
一緒に頑張りましょう!
これからも楽しみにしていますので、よろしくお願いします。