心の扉 神戸カウンセリング花時計

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圓光寺

2018年11月23日 | 名所めぐり(京都)

詩仙堂から歩いて数分の圓光寺に向かいます。

 

圓光寺は、詩仙堂と同じく初めての訪問で

圓光寺の書院前の十牛の庭を

敷居と柱を額縁代わりに眺める「額縁紅葉」が特に素晴らしく、

私の一度は観ておきたいランキング上位の寺院です。

 

 

 

圓光寺 山門

 

圓光寺の山門の佇まいが素晴らしく、

これからの拝観に大いに期待してしまいます。

 

 

 

圓光寺 参道

 

拝観の受付を済まして、

山門前から続く石畳みの参道を奥へと進みます。

 

石畳みの白、参道の両側の松と苔の緑の組み合わせが素敵です。

 

 

 

奔龍庭(ほんりゅうてい)

 

私達を最初に出迎えてくれるのが、

白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔(はし)る龍を

石組であらわした平成の枯山水の庭園、

奔龍庭(ほんりゅうてい)。

 

 

 

奔龍庭(ほんりゅうてい)と講堂(瑞雲閣)

 

奔龍庭と敷き石の通路とを仕切るものが無いので、

奔龍庭の中を直に歩いているような感じになります。

(足元の砂紋を踏まないよう少し緊張もします。)

 

 

 

 

龍を表現した石の横の角立った石柱は、

龍の周囲で光る稲妻を象っているそうです。

 

 

 

 

 

 

圓光寺本堂 玄関

 

玄関階段の下段に一本の竹(結界)が渡されて

私達一般の参拝者は、それを理解して実行します。

 

参拝者が主催側の気持ちを尊重し、

主催側も参拝者を信頼する素敵な関係を

たった一本の竹が現わしています。

 

 

 

玄関 襖絵

 

白色と灰色と黒色が多くを占める空間に

本堂の玄関の色彩鮮やかな襖絵は、

ひと際輝いて見えます。

 

 

 

講堂「瑞雲閣」・「宝物殿」

 

 

 

 

奔龍庭(ほんりゅうてい)に面した

講堂「瑞雲閣」・「宝物殿」では、

展示されている寺宝を鑑賞するだけでなく、

軒先に座って書院からとはまた違った

十牛の庭を鑑賞することが出来ます。

 

本殿玄関横の中門を通り抜けて

いよいよ「額縁紅葉」と呼ばれる景観を鑑賞できる

圓光寺の書院へと向かいます。

 

 

 

水琴窟

 

書院玄関前にある水琴窟は、

手水鉢の横に立てられた二つの竹に

耳を当てると音を聞くことが出来ます。

 

この水琴窟は、ちょっと不思議で、

水を撒く柄杓もなく、

手水鉢から水が滴り落ちている風でもなく、

人の手が加わらなくても二本の竹の奥から

音が響き続けます。

 

しばらく観察していたのですが

謎は謎のままで終わりました。

 

 

 

書院と十牛の庭

 

詩仙堂の様子から覚悟はしていましたが、

圓光寺の十牛に庭の紅葉も色付き始めで、

最高潮の絵が観れそうにありません。

 

 

 

 

 

 

書院から十牛の庭

 

 

 

 

十牛の庭は、紅葉真っ盛りでなくても

十分に堪能できる美しい庭ではあるのですが、

圓光寺の拝観が紅葉真っ盛りと合致したら、

次のような絶景を見れるのですから

どうしても求めてしまいます。

 

 

 

 

残念ですが仕方ありません。

そして、再び圓光寺に来る理由が出来ました。

 

 

 

書院内の鹿の置物

 

背中の穴からすると香炉かもしれません。

 

 

 

書院裏の庭園

 

書院を出て、十牛の庭の散策と

他の見所へと向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

紅葉を別にしても見応えのある

綺麗な庭であることは間違いないんですよね。

 

 

 

座禅堂

 

 

 

 

 

 

鐘楼

 

 

 

応挙の竹林

 

円山応挙がこの竹林を良く訪れて、

後に「雨竹風竹図」として描き残したそうです。

 

円山応挙は、江戸時代の有名な絵師で、

その名前は、「なんでも鑑定団」でよく耳にします。

 

 

 

圓光寺 東照宮

 

圓光寺には徳川家康公のお墓があるようで、

家康公の歯が納められているそうです。

こういう場合は、納骨ではなくて何て言うんだろうか。

 

 

 

圓光寺 東照宮の鳥居

 

 

 

徳川家康公の墓

 

 

 

東照宮「東照宣」

 

 

 

圓光寺 東照宮の高台からの景観

 

圓光寺の十牛の庭を上から眺めると、

(写真左・上の建物「宝物殿」と下建物「座禅堂」の間)

かなり紅葉が進んでいるように見えます。

 

詩仙堂の木もそうでしたが、

紅葉は、木の全体の葉が徐々に紅葉するのではなくて、

上部の葉から始まるのかも知れません。

 

 

 

 

徳川家康公にお参りをすませて、

応挙の竹林の中の参道を降りていきます。

 

 

 

栖龍池(せいりゅうち)

 

圓光寺の十牛の庭が、

今の様な素晴らしい庭になったのは平成のことのようで、

それまでは写真の栖龍池(せいりゅうち)も

すっかりと埋まってしまっていて

庭園には雑草が生い茂っていたそうです。

 

 

 

 

紅葉真っ盛りの圓光寺の十牛の庭を

一度もこの目で観たことの無い私が言うのも変ですが、

ひょっとすると京都の紅葉の景観ランキングで

トップクラスの景観かもしれないと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わらべ地蔵

 

苔庭に、ちょこんと置かれている「わらべ地蔵」は、

京都・三千院だけで見ることが出来るものと思っていましたが、

詩仙堂、そして、ここ圓光寺でも見ることが出来ました。

 

わらべ地蔵を私は幸運にも発見して

写真に収めることが出来ましたが、

その大きさは、マグカップ程度の大きさなので、

つい見逃してしまうかもしれません。

 

実際、一緒に行った友人は、

写真を200枚近く撮影したのですが、

詩仙堂と圓光寺とも「わらべ地蔵」を、

完璧に見逃してしまっていたようです。

 

 

 

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