心の扉 神戸カウンセリング花時計

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派手な脱獄

2022年04月07日 | 雑感・愚見

 

2013年 カナダのケベック州の

モントリオール近郊の刑務所から

ヘリコプターを使って囚人2人が脱走するという

映画さながらの脱獄がありました。

 

警察当局は、17日の事件発生から約6時間後に

囚人1人と関係者二人を逮捕。

残る一人も18日午前に逮捕したと発表しました。

 

 

旅行客を装った男2人がヘリコプターをチャーターし、

離陸後に操縦士の頭に拳銃を突きつけ

刑務所に向かわせたようです。

 

St Jérôme Évasion en hélicoptère caméra 1

 

 

そして、フランスでも

 

女性警官一人が死亡した武装強盗未遂事件の罪で

服役中のファイド受刑者が

2018年の7月にヘリコプターで脱獄。

 

カナダの事件を真似たのか

航空学校の生徒を装った2人が

ヘリコプターの教官を銃で脅して

刑務所の構内に侵入し脱獄に成功しましたが

10月に発見され逮捕されました。

 

2020年のベルギーでも

ハイジャックしたヘリで

ブリュッセルの刑務所に向かった

男4人が逮捕されました。

 

主犯の24歳の男は、刑務所に収監された妻を

救出するためと供述。

(救出?救出と述べていることからも

 この犯人の男のイカレ様が分かります。)

 

 

高度なレベルで社会の治安が維持されていることで

その国の文化活動や経済活動が成長するはずなので

先進国程、高レベルの治安が保たれているはずです。

 

カナダとフランスといった先進国で

まるで反政府組織並みに派手なことをやらかす人達が

軒並み逮捕されずに存在していたことが驚きです。

 

国家の法律を無視し、国家社会の治安を維持する組織を

蔑ろにするような危険な集団に対しては、

最優先で排除するターゲットにされるはずなので

 

自分達の犯罪組織を存続させることを考えれば

ここまで派手な行動をすることは

賢明な行動ではないかと思うんですよね。

 

街中で犯罪組織集団が派手に銃撃戦をしたり

気に食わない個人を襲撃するような集団を

長く存続させているような国は、

先進国のレベルにある程度近づけても

結局は先進国のレベルには到達しないと思われます。

 

日本でも警察組織に臆することなく

組織の意にそぐわない市民までも襲撃していた組織が

しばらくの間、存在していましたが

最優先で壊滅するターゲットとなり、

最終的には組織のトップが

死刑判決を受けることになりました。

 

 

一部の人間や一部の組織でしかないから。

まだ目くじらを立てる程ではないから。

まだ未成年がやったことだから。

 

と一度、二度、三度と大目に見ていると

その個人や犯罪組織が生き延びるだけでなく

その様子を見ている人達の中から

 

あれならしても大丈夫なんだ。

あれをしてもお咎めなしなんだ。

 

と間違ったメッセージを送り

タガが緩んだ人達を生み出すことになり

気が付いた時には普通のやり方では対処できない程に

社会が乱れてしまうことになりかねません。

 

 

それは人間関係でも同じことが言えて、

嫌なことを嫌だと言わずにいると

表面上は関係が続いていても

心の苦しみは大きくなるばかりですし、

いつまで経っても良い関係が築けません。

 

だからと言って、

自分を嫌な気持ちにさせたあの人は

重罪人だと強く断罪したり

関係を断ち切ったりしようと言うのではなく

 

ある段階では自分の正直な気持ちを

穏やかに相手に伝えることで十分であることの方が

案外と多かったりします。

 

自分が我慢すれば。

そんなことが気になる自分が変だ。

このようなことを違う視点から見ると

相手に対して自分の気持ちを配慮しない人だと

失礼な認識や態度を取っているとも

考えることが出来ます。

 

確かにとんでもないヤカラがいるにはいますが

大部分の人は、相手の気持ちを配慮出来る人達だからこそ

今の日本社会や国民が世界から称賛されているのだと

私は、思うのです。

 

 

 

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