心の扉 神戸カウンセリング花時計

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浄土宗総本山 知恩院

2021年09月18日 | 名所めぐり(京都)

 

2021年3月国指定名勝に登録された

浄土宗総本山の知恩院の方丈庭園を観賞するために

阪急河原町駅で降り立ちました。

 

私は、今回の知恩院の拝観が二度目で

同行者の友人は、今回が初拝観となります。

 

四条大橋近くのマクドナルドで腹ごしらえをして

八坂神社に隣接する知恩院へと向かいます。

 

最近は、神戸を朝早くに出発して

京都で朝食が定番となりつつあります。

 

 

 

京都 四条大橋

 

1142年に架けられた最初の四条大橋は、

比較的に小さな橋で洪水で流される度に架けなおされ

現在の規模になったのは1965年(昭和40年)。

 

 

 

総本家にしんそば 松葉

     

 

四条大橋を八坂神社方向へ渡った所にある

総本家にしんそば松葉『にしんそば』発案のお店。

 

にしんそば』は、東京で数回、京都でも1回。

本家本元の味は、どんな感じなのだろうか。

 

 

 

南座

 

出雲阿国歌舞伎の発祥の地に立つ南座。

 

 

 

八坂神社 西楼門【重要文化財】

 

京都河原町駅から徒歩数分で八坂神社に到着。

 

ここから知恩院までは、

八坂神社境内から円山公園を通り抜けても

八坂神社沿いを時計回りに進んでも

距離的には同じ位かと思われます。

 

 

京都東山に日本最大級の三門を有する

浄土宗総本山の『知恩院』の正式名は、

華頂山知恩教院大谷寺と言います。

 

本尊は、法然上人像(御影堂)及び

阿弥陀如来像(阿弥陀堂)。

 

 

 

浄土宗総本山 知恩院三門【国宝】

 

京都観光で八坂神社に参拝に訪れた後に

知恩院の反対側にある高台寺や圓徳院、

八坂の塔、清水寺に向かう人達が多いように感じます。

京都観光で清水寺は、外しがたい名所ですからね。

 

清水寺方面の反対側にある知恩院もまた

広大な敷地を有する寺院であり

見所や撮影スポットが多くあります。

 

 

 

 

浄土宗総本山の知恩院は、教科書にも名前が出てくる

浄土宗の宗祖・法然上人が後半生を過ごし、

没したゆかりの地に建てられた寺院です。

 

知恩院拝観者をお出迎えしてくれるのが

現存する三門・山門の中で最大級の

高さ約24m、幅が50mもある三門です。

 

この三門がとにかくデカい!

 

 

 

 

1621年に徳川二代将軍『秀忠』

寄進された知恩院の三門は、

残念なことに火災に見舞われてしまいましたが

三代将軍『家光』によって再興されました。

 

 

 

 

日本最大とも言われる

奈良の南大門は、高さ25mで、横幅は29m

東本願寺の御影堂門は、約27m、横幅は31m

 

知恩院の三門は、それらより高さは低いですが

横幅は、約20mも大きくなります。

 

艦船で言う最大排水量で言うなら

知恩院の三門が他を圧倒しています。

 

三門ではありませんが

無茶苦茶デカい印象のある平安神宮の大鳥居は、

高さは24mで、横幅が18m

 

なので知恩院の三門を観賞するだけでも

十分に楽しめると思うのです。

 

 

 

 

三門から中心伽藍が建つ中段区域へは、

正面奥に見える段差があり勾配が厳しめの

男坂と呼ばれる石段の参道を登るか、

 

三門右横の段差が少なく勾配が緩やかな

女坂と呼ばれる石段の参道を登ります。

 

 

 

 

三門下からの景色もなかなかのもので、

三門の前に延びる知恩院道の先には総門(新門)があります。

 

三門下で、両腕を突き上げたポーズを

背後から一枚撮影すれば良かったなと。

映画『ロッキー』の一場面に似ているような………。

 

 

 

知恩院 三門裏側

 

 

 

知恩院 男坂

     

 

知恩院の広大な境内は、三門や塔頭寺院のある下段。

御影堂等の中心伽藍のある中段。

法然廟等がある上段の三つに分かれていて

上段が知恩院開創当初の寺域となります。

 

 

 

知恩院 多宝塔

 

まずは中心伽藍の数々の堂宇を観賞。

 

 

 

 

 

 

知恩院 手水舎

 

 

 

     

 

 

 

多宝塔・手水舎・阿弥陀堂

 

 

 

知恩院 阿弥陀堂

 

阿弥陀如来像を安置している阿弥陀堂は、

法然上人像を安置する御影堂(本堂)と、

渡り廊下で結ばれています。

 

 

 

知恩院 御影堂(本堂)【国宝】

 

1639年に徳川家光によって再建された

知恩院の本堂でもある御影堂(みえいどう)には、

宗祖である法然上人の像が本尊として安置されています。

 

また知恩院最大の堂宇であることから

大殿(だいでん)とも呼ばれているようです。

 

 

 

 

知恩院の御影堂は、『みえいどう』と読みますが

東本願寺の御影堂は、『ごえいどう』と読むらしく

本当にややこしい。

 

神戸には『御影石』の語源となった

御影と書いて『みかげ』という地名があるので

つい『みかげどう』って言ってしまうんですよね。

 

習慣と言うのか、最初に刷り込んだものが

如何に強力かと言うことかな。

 

 

 

知恩院 宝佛殿

 

1992年の建立で内部には、

阿弥陀如来立像四天王像が安置されています。

 

 

 

 

 

 

知恩院 経蔵【重要文化財】

 

 

 

 

 

 

知恩院 名号の松

     

 

浄土宗では「南無阿弥陀仏」と唱える念仏を

六字名号と言うのだそうで、

根元から6本に分かれている松の様子から

名号の松と名が付けられたようです。

 

 

 

知恩院 納骨堂

 

蓮池の上に渡された反り橋奥の

小高い場所に立つ納骨堂。

 

 

 

 

 

 

知恩院 唐門【重要文化財】

 

勅使門とも呼ばれ1641年に建立。

牡丹唐草、鯉魚に乗る老人、鶴に乗る老人等の

彫刻が施されています。

 

 

 

御影堂・経蔵

 

 

 

 

 

 

知恩院 御影堂前石標

 

 

 

知恩院 御影堂前水鉢

 

 

 

知恩院 御影堂前大香炉

 

 

 

知恩院 御影堂

 

 

 

知恩院 御影堂外廊下から

 

同じ境内も御影堂外廊下から眺めると

また雰囲気が違ってきます。

 

 

 

 

 

 

知恩院七不思議 忘れ傘

 

何でまたこんな場所に骨ばかりとなった傘が?

 

御影堂正面の軒裏にある知恩院七不思議の一つ『忘れ傘』

当時の名工、左甚五郎が魔除けのために

置いていったとも言われています。

 

御影堂正面の軒裏にあると言われても

御影堂は大きな建造物なので直ぐには見つけられず、

丁度通りかかった僧侶に尋ねると

親切に案内してくれたんですよね。

 

 

 

知恩院 唐門

 

 

 

知恩院 渡り廊下(御影堂~阿弥陀堂)

 

渡り廊下好きの私にとっては堪りません。

 

私の理想の家としては、

立派な日本庭園の東側と西側に

生活を主とする主屋と来客を迎える建物を配置して

日本庭園を跨ぐように

大きな渡り廊下が二つの建物を結び、

 

二つの建物と渡り廊下の上から

日本庭園を観賞できる家が最高かな。

 

 

 

知恩院 渡り廊下(御影堂~集会堂)

 

この渡り廊下を渡って

方丈庭園拝観口がある集会堂へと向かいます。

 

集会堂内を少し進むと方丈庭園拝観受付があり

受付の先では、知恩院七不思議が

立て続けに3つほど観賞できます。

 

 

 

知恩院 唐門

 

集会堂で方丈庭園拝観受付を済まして

知恩院方丈庭園拝観口を出ると

正面には本日三回目の登場となる唐門と

エントランス的な庭園があります。

 

 

 

知恩院 集会堂【重要文化財】・方丈庭園拝観口

 

 

 

知恩院 方丈庭園【国指定名勝】

 

いよいよです。

知恩院方丈庭園に足を踏み入れます。

 

 

 

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