ちょっと面白い画像を発見したのでご紹介させてもらいます。
さてですが、下の写真は何の画像だと思いますか。
私は、パッと見て公団住宅のような建物の
鉄製の玄関扉と白い壁でしょうって思ったんですよね。
でもなあ。うちのおかんが言うには
この写真を撮った時、開放感があったというんや。
「そしたら公団住宅の扉と壁とは違うかあ。」
鉄製の扉と白い壁だったら
何の面白みがない画像の問い掛けとなるので
そんなはずはないかと、
あれこれと想像を巡らしてみることに。
この画像は全体の一部分をアップした画像だからと
隠れた部分を想像して他の可能性を探ってみても
これと言った正体を見出すことが出来ず、
先入観を排除して、ただ画像をジーと眺めていたら
過去の記憶が走馬灯のように浮かんで、
最後には神様が現れたりと、
もう一人で暴れ回っているようなハチャメチャな結果に。
皆さんは、どうでしたか？
答えと言うのか、この画像の別の姿を知るには
画像の外側部分を想像する必要はなくて
すでに見えている画像だけで十分なんですよね。
その別の姿を見るためには、
画像を９０度傾けるだけで、ほんと傾けるだけです。
するとびっくり仰天、画像のもう一つ別の姿が現れます。
白い砂浜と青い海原と青い空。
もう海岸の風景としか見えません。
この画像が鉄製の扉と白い壁を撮ったものを
９０度傾けてみたら、あら不思議なのか、
逆に海岸を撮ったものを
９０度傾けてみたら、あら不思議なのか、
どちらか分からないのですが、
この画像を発見したのは誰なんでしょうかね。
偶然あのか、意図的なのか、何にしても驚かされました。
このような画像からも私達は、自分の眼で見ているものも
個人のフィルターを通してみていることが分かります。
他人から聞いた話ではなく
自分の目で見たことなのだからと
最初の印象を間違いないことと強く確信して
その確信の色付いた目のレンズを通して
見てしまいがちなので注意が必要ですね。
◯◯はこういった人だ。
◯◯はこのような気持ちの現われだ。
◯◯から私は気嫌いされている。（好まれていない。）
あの人の◯◯の行為は、◯◯の気持ちからに違いない。
等など、それらはもしかしたら………です。
とは言え、それらのことは人間の性と申しましょうか、
常と申しましょうか。完全に防ぐことは難しく
そのような場合に身体を９０度傾けて観察しても
あまり意味がないのは言うまでもありません。
大切なことは常に変化する余地と柔軟性をもっておくことです。
