
法律、条例は、私達が日本社会の中で生活をするときの公的に定められた
最低限の規則です。自由国家が旗印である日本の場合、
世界的に見ても自由度が広いものとなっているように思います。
野球やサッカー等のルール、何らかの組織に定めれられいる規則、
これらの規則は、それに参加したり、属していないものにとっては、
全く影響のない規則です。
個人が自分に定めた規則があります。
この規則は個人が自由に定めることが出来ますが、
その時の、自分が置かれている立場や状況、自分の成長に合わせて、
柔軟に変更することが求めれらます。
今はどうか分かりませんが、
私の中学時代には、女子が化粧をして投稿などすると、
もう、不良扱いです。
悪くすれば注意だけでなく停学という処分が下されました。
もちろん、アルコールの摂取も同じです。
しかし、社会人になってもその時と同じ規則に従って、
不良社会人となるからと拒んでいると、
逆に煙たがられることになるかもしれません。
私達は、普段当たり前のように歩いていますが、
この時、もし、
「私は絶対に転ぶような無様なことをしてはならない。
そんなことがあると、人は決して自分を同じ扱いをしてくれないだろう。
また、そんな無様な自分を決して自分自身も許せない。」
と心に定めたとしたら。。。
あるいは、
「渡した絶対に転ぶようなことがあってはならない。
何故なら、そんなことがあると私の身体はその衝撃に耐えきれないだろう。
甚大なる損傷を受けてしまう。」
と、そのような自分の考えを絶対的に信じてしまったとしたら。。。
一歩、足を前に出そうとするたびに、鼓動が高まり、汗が吹き出し、
呼吸は乱れ、緊張は限りなく高まる。
緊張が高まり過ぎて、意識が遠のき気絶してしまうかもしれません。
そして、バタッと倒れて、
「あ~なんてこった。とんでもないことをしてしまった。
今回は幸運にも大事に足らなかったが、次回はそうはならないだろう。」
と、前にも増して緊張してしまう。
このように書けば笑いごとですが、
これらと同じようなことを、あなたはしているかもしれません。
私達が自由な状態というのは、選択肢を複数要している心の状態です。
心の問題を解決することは、自分を制限している心の規則を改善し、
選択肢を複数持つ心の状態になることと同じだと言えます。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計