とうとうやってしまった。
日常、USBをよく使う。
会社でデータをつくり、途中で終わらなかった場合など、USBに保管して家で続きを行う。
また、PPTのデータなどはUSBに保管して、自社の会議室や学校などでプレゼンを行う場合もある。
そのため、ウイルスなどは人一倍気をつけて、常にチェックしている。
また、バックアップとして、添付ファイルとして自分宛てにメールを送ることも多い。
先日、ある講師の先生に教えていただいたことだが、地方でプレゼンをする場合、USBを自宅に忘れたり、途中で紛失することをあり得るので、複数のUSBに同じデータを入れて保管して持ち歩くという。
USBはあくまでも一時保管であり、運搬用である。
しかし、最近、緊張感が薄れたのか、リスク管理が甘くなったというか、データの保管に甘さがあった。
私が使用しているUSBは、某メーカーの1GBである。
最近の家電量販店にいけば、4GB、8G、16GB、32GB、64GBと大容量のUSBが売られている。写真など一時保管にはよいかもしれない。
実際どのように使っているのであろうか。
多くの人は、通常使うデータも保管しているのではないか。
私の恩師である経営コンサルタントの方は、8GBのUSBに過去のコンサルタントのデータを入れて持ち歩いていた。
確かに、東京を含め様々な地域にお客様がいるから、USBにデータを入れて、その場所ごとで使用するには便利である。
多くの人が、USBを「一時保管」ではなく、「保管用」として使用していないだろうか。
最近の私は、まさにこれに該当していた。
金曜日の午後である。
「過去のデータ」を調べるために、USBにあるファイルを開こうとした。
が、「ファイルが壊れている可能性があります。・・・・・してください」とエラーメッセージが出て、開くことができなかった。
「あれ?」と思い、別のファイルを開こうとしたが、同様にエラーメッセージがでて、開くことができなかった。
「ショック!」
の一言である。
ウイルスには感染していない。
原因は、なにかというと、色々調べた結果、「USBの劣化」であった。
買って約1年であるが、まさか、USBが劣化するとは、想定外であった。
全USBが劣化してデータの全部がダメになったわけではない。
約450MBのデータのうち、生きていたのは130MBだけ。
他のファイルは文字化けしているのもあれば、開封もできない状態である。
生存率は3割弱である。
ショックであった。
では、バックアップはどうか。
残念ながら、会社のパソコンにはバックアップデータはなかった。
ここでもショック。
では、自分宛てのメールではどうか。
ここでは、ある程度残ってはいるが、抜けているベータもかなり多い。
毎日、バックアップとして自分宛てにメールしていたはずだが、抜けの多さに、またまたショックであった。
たよりは自宅のパソコン。
自宅に帰り、食事もせずに、早速パソコンのふたを開け、電源を入れてデータのチェックをした。
あった!USBのバックアップはあった。
しかし、データのタイトルは、「120320USBバックアップ」である。
つまり、50日前のバックアップである。
ということは、3月21日から5月10日までの50日間のデータは無いことになる。
でも、3月20日までのデータはあるので一安心。
ここからが、ひと仕事である。
壊れたUSBに残っていたデータと、自分宛てにメールした添付ファイルのデータを比較し、必要なデータの検索し整理を行った。
ここでもかなりの時間を要した。
一つ救われたことがある。
私の習慣として、あるデータをつくる場合、上書きをしない。
つくるたびに、日付をつけて、バージョンアップをしていく。
完成時にはVer10とかVer15などのファイルが多い。
そのため、データの数が多くなり、整理に戸惑っているのが現状である。
しかし、今回、データの整理がヘタなことに、救われている。
完成時がVer 10であれば、そのフォルダの中に残されているデータは、Ver 01、Ver 02からVer10まですべてのデータが残こしている。
このような残し方をしていたため、完成形がVer 10のデータの場合、完成形が壊されていても、Ver07とかVer 08が残っているケースも多く、ある意味救われたこともあった。
すべてのデータは、完全にはチェックできない。
当面必要と思われるデータは、9割方復活した。
だが、残り1割は作り直さなければならない。
もし、バックアップや添付メールがなければ、7割のデータが失われている。
そのことを考えれば、この点においては、「よし」としなければならないだろう。
それにしても、うかつであった。
USBが劣化するとは、夢にも思わなかった。
家電量販店に行ってUSBを買おうと思ったが、買うことをやめた。
最終的には、USBを買うことにはなるが、どのような使い方をするのか、もう少し考えてからでも遅くはない。
リスク管理を考えれば、仮に買っても、1GBが限度である。
しかし、家電量販店には、4GB以上のUSBばかりである。
どうしたものか。
本当に考えるべきことは何だろうか。
それは、基本に戻ることである。
USBはデータの「一時保管」であった「保管用」ではない。
基本ルールとは、なにか?
多くの基本ルールは、先人たちが失敗した事例の反省に基づいて生まれたものと思う。
基本をいかに確実に守るか。
さらに、失敗事例から、何を学び、どのように次に生かすか。
これが大切である。
毎日のバックアップの仕方として、考えたこと。
「通常のフォルダ」と「日付用フォルダ」の2つのフォルダをつくる。
作業終了時には同じデータをいれる。
「日付用フォルダ」にデータは、夕方、添付メールで自分に送る。
今まで個々にデータを送っていたが、一括で圧縮して送ることで、抜け防止に役立つ。
毎週金曜日には、バックアップデータをハードディスクに保存する。
ちなみに、どんなルールをつくっても、確実に実行することが重要である、ことは言うまでもない。
日常、USBをよく使う。
会社でデータをつくり、途中で終わらなかった場合など、USBに保管して家で続きを行う。
また、PPTのデータなどはUSBに保管して、自社の会議室や学校などでプレゼンを行う場合もある。
そのため、ウイルスなどは人一倍気をつけて、常にチェックしている。
また、バックアップとして、添付ファイルとして自分宛てにメールを送ることも多い。
先日、ある講師の先生に教えていただいたことだが、地方でプレゼンをする場合、USBを自宅に忘れたり、途中で紛失することをあり得るので、複数のUSBに同じデータを入れて保管して持ち歩くという。
USBはあくまでも一時保管であり、運搬用である。
しかし、最近、緊張感が薄れたのか、リスク管理が甘くなったというか、データの保管に甘さがあった。
私が使用しているUSBは、某メーカーの1GBである。
最近の家電量販店にいけば、4GB、8G、16GB、32GB、64GBと大容量のUSBが売られている。写真など一時保管にはよいかもしれない。
実際どのように使っているのであろうか。
多くの人は、通常使うデータも保管しているのではないか。
私の恩師である経営コンサルタントの方は、8GBのUSBに過去のコンサルタントのデータを入れて持ち歩いていた。
確かに、東京を含め様々な地域にお客様がいるから、USBにデータを入れて、その場所ごとで使用するには便利である。
多くの人が、USBを「一時保管」ではなく、「保管用」として使用していないだろうか。
最近の私は、まさにこれに該当していた。
金曜日の午後である。
「過去のデータ」を調べるために、USBにあるファイルを開こうとした。
が、「ファイルが壊れている可能性があります。・・・・・してください」とエラーメッセージが出て、開くことができなかった。
「あれ?」と思い、別のファイルを開こうとしたが、同様にエラーメッセージがでて、開くことができなかった。
「ショック!」
の一言である。
ウイルスには感染していない。
原因は、なにかというと、色々調べた結果、「USBの劣化」であった。
買って約1年であるが、まさか、USBが劣化するとは、想定外であった。
全USBが劣化してデータの全部がダメになったわけではない。
約450MBのデータのうち、生きていたのは130MBだけ。
他のファイルは文字化けしているのもあれば、開封もできない状態である。
生存率は3割弱である。
ショックであった。
では、バックアップはどうか。
残念ながら、会社のパソコンにはバックアップデータはなかった。
ここでもショック。
では、自分宛てのメールではどうか。
ここでは、ある程度残ってはいるが、抜けているベータもかなり多い。
毎日、バックアップとして自分宛てにメールしていたはずだが、抜けの多さに、またまたショックであった。
たよりは自宅のパソコン。
自宅に帰り、食事もせずに、早速パソコンのふたを開け、電源を入れてデータのチェックをした。
あった!USBのバックアップはあった。
しかし、データのタイトルは、「120320USBバックアップ」である。
つまり、50日前のバックアップである。
ということは、3月21日から5月10日までの50日間のデータは無いことになる。
でも、3月20日までのデータはあるので一安心。
ここからが、ひと仕事である。
壊れたUSBに残っていたデータと、自分宛てにメールした添付ファイルのデータを比較し、必要なデータの検索し整理を行った。
ここでもかなりの時間を要した。
一つ救われたことがある。
私の習慣として、あるデータをつくる場合、上書きをしない。
つくるたびに、日付をつけて、バージョンアップをしていく。
完成時にはVer10とかVer15などのファイルが多い。
そのため、データの数が多くなり、整理に戸惑っているのが現状である。
しかし、今回、データの整理がヘタなことに、救われている。
完成時がVer 10であれば、そのフォルダの中に残されているデータは、Ver 01、Ver 02からVer10まですべてのデータが残こしている。
このような残し方をしていたため、完成形がVer 10のデータの場合、完成形が壊されていても、Ver07とかVer 08が残っているケースも多く、ある意味救われたこともあった。
すべてのデータは、完全にはチェックできない。
当面必要と思われるデータは、9割方復活した。
だが、残り1割は作り直さなければならない。
もし、バックアップや添付メールがなければ、7割のデータが失われている。
そのことを考えれば、この点においては、「よし」としなければならないだろう。
それにしても、うかつであった。
USBが劣化するとは、夢にも思わなかった。
家電量販店に行ってUSBを買おうと思ったが、買うことをやめた。
最終的には、USBを買うことにはなるが、どのような使い方をするのか、もう少し考えてからでも遅くはない。
リスク管理を考えれば、仮に買っても、1GBが限度である。
しかし、家電量販店には、4GB以上のUSBばかりである。
どうしたものか。
本当に考えるべきことは何だろうか。
それは、基本に戻ることである。
USBはデータの「一時保管」であった「保管用」ではない。
基本ルールとは、なにか?
多くの基本ルールは、先人たちが失敗した事例の反省に基づいて生まれたものと思う。
基本をいかに確実に守るか。
さらに、失敗事例から、何を学び、どのように次に生かすか。
これが大切である。
毎日のバックアップの仕方として、考えたこと。
「通常のフォルダ」と「日付用フォルダ」の2つのフォルダをつくる。
作業終了時には同じデータをいれる。
「日付用フォルダ」にデータは、夕方、添付メールで自分に送る。
今まで個々にデータを送っていたが、一括で圧縮して送ることで、抜け防止に役立つ。
毎週金曜日には、バックアップデータをハードディスクに保存する。
ちなみに、どんなルールをつくっても、確実に実行することが重要である、ことは言うまでもない。