20年振りに行われた「全国鳥類繁殖分布調査」の結果について、スズメの研究で何冊か本を出している三上修さんが話をしていた。この調査は日本全国を20キロ四方を一つの桝にして、2,344コースを2016年から6年かけて調べたものだ。過去に1970年代と2000年代の二回行われているが、今回は環境省の予算が減らされたため、危うく中断するところだったが、NPO法人バードリサーチや日本野鳥の会など、民間の団体と多くのボランティアの協力で纏められたものだ。
それによると調査地点だけでもスズメは3割減、ツバメは4割も減っている調査結果が出ている。外来種のガビチョウやワカケホンセイインコなどは、その生息域も拡大し増加傾向にあるというのは頷ける。
スズメやツバメなど身近な野鳥が減少しているのは、住宅構造の変化で営巣場所の確保が難しくなっていること、また水田面積の減少や農薬の影響で、エサになる虫が減っていることなどが要因にあげられている。私たちの生活に密着して生きてきた野鳥たちが、減少していることは大変気になることだ。いずれは人間の生活にも少なからず影響が出てくることも頭に入れておきたい。経済と軍事に回す予算をほんの少し環境保全にと考えるのは私だけだろうか。
細々とした仕事をしていたらいつの間にか夕暮れになっていた。今日も穏やかな一日だった。
写真はコハクチョウの飛び上がる瞬間までを追ってみた。大型の水鳥は水面を蹴って走る助走距離が長く、撮っているこちらもつい力が入ってしまった。
それによると調査地点だけでもスズメは3割減、ツバメは4割も減っている調査結果が出ている。外来種のガビチョウやワカケホンセイインコなどは、その生息域も拡大し増加傾向にあるというのは頷ける。
スズメやツバメなど身近な野鳥が減少しているのは、住宅構造の変化で営巣場所の確保が難しくなっていること、また水田面積の減少や農薬の影響で、エサになる虫が減っていることなどが要因にあげられている。私たちの生活に密着して生きてきた野鳥たちが、減少していることは大変気になることだ。いずれは人間の生活にも少なからず影響が出てくることも頭に入れておきたい。経済と軍事に回す予算をほんの少し環境保全にと考えるのは私だけだろうか。
細々とした仕事をしていたらいつの間にか夕暮れになっていた。今日も穏やかな一日だった。
写真はコハクチョウの飛び上がる瞬間までを追ってみた。大型の水鳥は水面を蹴って走る助走距離が長く、撮っているこちらもつい力が入ってしまった。
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