元さんの日々是好日

日々感じたことを徒然なるままに。

最後のクラス会

2024-05-12 18:53:19 | 日記・エッセイ・コラム
今日は1960年に卒業した横浜翠嵐高校のクラス会を横浜のホテルで開いた。案内には今回でクラス会は最後にするから、少々無理をしても出席して欲しいと書かれていた。クラスには53名が在籍していたが、既に鬼籍に入った仲間は14名、今日参加した仲間は17名だった。横浜市内在住者が殆んどだが、仙台、千葉、埼玉に住んでいる者も出席した。
クラスの仲間の殆んどは、大学を卒業して日本の高度経済成長を第一線で支え、それなりに成功して、現在は地域でボランティアをする者、相変わらず弁護士活動を続けている者、大学で教鞭をとっている者、癌と闘っている者など様々だった。
 一人一人の挨拶の中に、ウクライナやパレスチナの話がでるのも、戦中派の我々の世代の特徴だろう。いつものように校歌を斉唱して終わったが、歌詞に「平和」が織り込まれているのも我々の誇りだと改めて確認した。
 戦後の貧しい時代で、校風は大変自由だったこともあり、集まれば今なお愉快な仲間たちだ。最後のクラス会と案内にあったが、「元気な奴が幹事をやれ!」と言って閉会した。3月中旬に案内状を出してから今日までに亡くなった仲間が二人いたので、果たして来年まで何人が元気で居られるか、この年齢になると神のみぞ知る・・・か。
 今日は64年前にタイムスリップした中身の濃い3時間を過ごした。

今日の参加者全員に 参加した一人の仲間が手作りのブックカバーをプレゼントしてくれた

鉛筆ケースもつけて 暖かーい気持ちになった
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛鳥週間 | トップ | 集中力 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事