元さんの日々是好日

日々感じたことを徒然なるままに。

原点

2024-06-11 20:28:16 | 日記・エッセイ・コラム
戦後の混乱期を過ぎて、世の中がようやく落ち着いてきたころ、私は高校生として三ツ沢の丘に通っていた。当時、通っていた学校は運動系や文化系の部や同好会が活発に活動していて、他校との交流も盛んに行われていた。
世の中落ち着いてきたとはいえ、まだまだ食べるものにも困る家庭が多く、横浜の街をうろつく子どもたちもいた。私が入部した同好会は、時々校外に出ては奉仕活動と言って、当時としては立派なYMCAの体育館で子どもたちを相手に遊びを教え、時には夜の日雇い労働者の溜まり場で食事を作ったりしていた。残念だが現在の学校にはその同好会は無い。
真夏日となった今日、久々に同好会のOB会を新横浜のホテルで開いた。今でも地域でボランティア活動をしている者、まだ大学で教職についている者など、相変わらず元気だった。
それぞれ今までの自分史を披露していたが、当時しっかり身に着けた弱い者の立場に立つ視点は失われていなかった。私のボランティアの原点はこの同好会だ。

先日のアオバズク

少し観ていたらストレッチを始めた

カラスが来るとキッと睨んでいた
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