不適格

自民党の日本学術会議検討チームが初会合を開いた。知的なことから一番遠い所にいるメンバーが、最も知的な組織の在り方を検討するというのは笑止千万。あり方を検討する前に、河合夫妻や杉田議員、モリ・カケ桜に挙げればきりは無いが、我が身のあり方からまず検討して欲しい。何故なら政党助成金という国民から吸い上げた多額の税金で、民主主義を破壊しつづける政党は他人を評価する資格も無い。
　日本学術会議の問題は、まず「何故6人の任命を拒否したか、その理由を明らかにすること」が最初だ。組織の在り方に問題があれば、政権に対しても辛口の事が言える専門家も入れた審議会で、国民が納得する内容で検討すれば良い。
　マスコミも政府の誘導にまんまと乗ってしまったのか、それとも得意の忖度で学術会議のあり方に報道の量を拡大している。こちらもチェックしないと、体制翼賛の暗い過去に逆戻りだ。コロナ自粛で考える時間がたっぷり出来たので、さまざまな報道や主張を聞くことが出来る。この良い機会を活かさないと。

昨日のツツドリ　毛虫を探して食べていた

同じ木に二羽いたが　お互いに毛虫を競って捕っていた