とかく日本らしからぬ村議会の決定であるが大変良い方向性ではないだろうか。
日本でこの手の事故が起こると必ず”スキー場側の安全管理は・・・”などと言い出す輩が居る。大抵の場合遺族などがそれにあたる。
しかしスノースポーツは元来1人で行うスポーツである。遺族がプレーヤーであるなら話はまだ判らないでもないがスノースポーツに触れた事の無い人間が過失云々と言い出すのはおかしな話だ。
そのあたりヨーロッパやオセアニア地域などの白人圏ではこのような考え方は徹底している。
”どこを滑っても良いけど何があってもあなた(スキーヤー)の責任”
これを皆自覚して滑っている。私も何度か滑りに行ったがガイドにその旨告げられた。
昨今色々な国の観光客を呼び込み起死回生を狙っているスキー観光だと思うがクレーマー大陸人観光客が多々押し寄せた時に有効な手段になるのではないだろうか。
禁止区域の救助費はスキーヤー負担…野沢温泉村(読売新聞) - goo ニュース
長野県野沢温泉村がスキーヤーの注意義務などを定める「スキー場安全条例」について、同村議会は30日、全会一致で条例案を可決した。
スキー禁止区域での救助費の負担など、スキーヤー側の自己責任を求めている。村によると、こうした条例は全国で初めて。1日から施行される。
条例は、スキーヤーとスキー場管理者らの責務を明確にし、事故を防ぐのが目的。スキーヤーにはコース標識などのルール順守を求め、スキー禁止区域での事故で救助された場合、救助費を管理者に弁償しなければならないとした。
村はスキー場区域を定めることとし、管理者には区域内で安全対策を講じることを求めた。罰則は設けていない。