自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

町内会で自慢話をする人間などロクな輩ではない

2016-11-17 22:45:34 | 日記

東映撮影所の元所長が映画製作費を着服していたらしくその額8千万円也。動機は交際費などと言ってるが生活費だったりと不明な点もあるとか。加えて町内会行事で俺は業界人だ!とばかりに自慢話を繰り広げていたとの事。
この事件で損害被ったのは紛れもなく映画製作会社なのだがこの着服した人間の性格について思う事。それは町内会で自慢話を繰り広げる輩にロクなのはいないと言う事だ。
そもそも町内会など偶々隣に住んだだけの縁。そんな組織なのに自分の親密な事をペラペラ喋り倒す人間など余程口軽野郎か友人の居ないぼっち君である。

「女優の○○ならすぐに呼べる」まじめなビッグマウス・東映撮影所元所長“仁義なき”8千万円着服
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1114/san_161114_6861376119.html
仁義なき戦い」シリーズなど日本の代表的な映画やドラマを数多く製作してきた東映京都撮影所(京都市右京区)。昨年秋まで約1年半にわたり所長を務めた男が京都府警に逮捕された。華やかな現場の陰で、下請け業者に製作経費などを水増し請求させ、差額分計約320万円を着服、私腹を肥やしていた。「仕事上の交友関係を広めるための交際費に使った」。こう供述する半面、生活費として使ったとも説明。近所の住民にはつましい生活ぶりで知られる一方、「女優の○○ならすぐに呼べる」と吹聴していたこともあるという。東映の社内調査では、元所長は10年以上前から複数の業者に水増し請求を繰り返させ、約8千万円を着服していたとされる。“仁義なき”事件の真相とは?。

■「るろうに剣心」担当

「所長が着服している」。端緒は昨年5月、映画製作配給会社「東映」(東京)に寄せられた1通の匿名の手紙だった。

同社が調査に乗り出すと、所長(当時)の竹村寧人(やすと)容疑者(54)=京都市中京区=が、1千万円を着服した疑いが浮上。昨年11月11日付で懲戒解雇にするとともに、調査を進め、今年6月、京都府警右京署に刑事告訴した。
同署は10月3日、京都市南区の大型ショッピングモールで昨年9月に開かれた夏休みアニメイベントをめぐり、製作にかかわる人件費を下請け業者に水増し請求させ、東映に約20万円の損害を与えたとして会社法違反(特別背任)容疑で竹村容疑者を逮捕。同24日には、撮影所次長時代にも業者に架空計上させる手口で会社に約300万円の損害を与えたとして、背任容疑で再逮捕した。
ホームページなどによると、同撮影所の設立は大正15(1926)年。阪東妻三郎が開設した「阪妻プロダクション」が前身だ。日本最大の敷地面積の撮影所で、「仁義なき戦い」シリーズといった多くのやくざ映画や時代劇などの撮影が行われている。
同社によると、竹村容疑者は高校卒業後に東映のグループ会社に入社し、映画やドラマの撮影セットの製作を担当。平成13年、東映京都撮影所制作部美術センターに正社員として採用された。美術プロデューサーとして活躍し、映画「プリンセス・トヨトミ」「るろうに剣心」「大奥」に携わり、26年6月、京都撮影所の所長に就任した。

■所長の立場を悪用

「まじめで勤務上も全く問題はなかった」。東映関係者は竹村容疑者についてこう説明する。
一方、右京署によると、容疑を認め「ブランド服の購入や生活費に充てた」と供述。東映の調査結果では、10年以上前から業者側に水増し請求をさせており、着服総額は8千万円に上るとみられている。

なぜ、このような犯行が可能になったのか。背景には、所長らに与えられた強い権限があったようだ。

捜査関係者によると、東映では、3千万円未満の支出は所長が専決の決裁権を持つシステムを採用していた。竹村容疑者は業者の選定など業務全般を掌握する立場で、着服に協力する下請け業者には優先的に仕事を割り振り、「主従関係」のような構図を築いていたとみられる。

所長という立場を悪用した大胆な犯行。ただ、周囲にはさまざまな顔を見せることもあった。

■自転車通勤、ラフな格好

「悪いことをする人には思えなかった」。京都市中心部の閑静な住宅街にある竹村容疑者の自宅。近隣住民の目に映っていたのは、約5年前に建て替えた二世帯住宅で家族や義父母と暮らす「まじめでおとなしい」印象の姿だった。京都撮影所の所長といいつつ、派手な生活をしているイメージはなかったようだ。

毎日自転車で通勤。服装もブランド品ではなく、ポロシャツにジーンズといったラフな格好で過ごすことが多かった。近所の女性は「何にお金を使っていたのか、まったく見当がつかない」と首をかしげる。

竹村容疑者が最初に逮捕された10月3日の夜には、妻が「お騒がせして申し訳ありません」と周辺の家々を回って謝罪したという。ある主婦は「ローンなどがあったようで、奥さんもパートに出ていた。ご主人の着服を知らなかったようだ」と話した。
だが、映画やドラマの制作という華やかな世界で生きていることをちらつかせることもあったらしい。町内会の集まりでは、竹村容疑者のこうした言葉を聞いた住民もいた。

「堺雅人や生田斗真を呼んであげようか」
「○○クラスの女優ならすぐに呼べるよ」
「芸能人御用達の店を知っている」

町内会のイベント後の打ち上げでバーベキューをした際には、芸能人の話を頻繁にしていたという。同席した男性は「ビッグマウスな一面もあるなと感じた」と振り返る。

■「業界に残る古い体質」

竹村容疑者の犯行の背景について、ある映画業界の関係者は「(映画製作で)どうお金を工面するかとなったとき、通常の接待費としては計上できない机の下のやりとりをしていたのかもしれない」と推察する。
この関係者らによると、映画製作の現場では、いい作品をつくるため多額の金が動く。近年は「製作会社が俳優を抱えていた昔と違って製作委員会形式が増えた」といい、製作委に加わる企業などスポンサー集めのために接待などが必要になってくるとの見方だ。
別の業界関係者も「日本では映画を製作するとき、それほど予算が潤沢なことはなく、自社努力が求められる」と指摘。興行成績も大部分が大物俳優の出演や著名な原作に頼る部分が大きいとし、「そうした場合に金が必要になったんじゃないか」と分析する。
元民放プロデューサーで同志社女子大の影山貴彦教授(メディア論)によると、「業界には良くも悪くも古い体質が残っている」という。だが、「かつては金の使い方で業界人としての価値がはかられる時代があった」としながらも、「コンプライアンス(法令順守)が意識されている時代にもかかわらず、旧態依然とした体質が変わっていないのかと思ってしまう」と驚きを隠さない。
影山教授は「東映京都撮影所はものづくりをする人間にとってあこがれの場所。古き良き伝統を守りつつ、新しく生まれ変わらなければいけない」と話している。