自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

喉元過ぎれば何とやら

2022-10-24 13:38:00 | 日記

先週末はPTA廃品回収日であった。毎年集めるものは決まっている。殊の外、古新聞、古雑誌、段ボールなど紙資源はコロナ禍による不景気なのかペーパーレスが進行したのか定かではないが一頃に比べると明らかに減少した。そんなゴミを子供らと一緒に近所の公園に運びゴミ別に仕分けをし学校グラウンドまで役員が手配したトラックで運んだら終了となる。
私が子供の頃は自営業で2tトラック持っている数人方にお願いしていたがココ数年は軽トラック3台で終了する。回収するごみを限定している事もあるのだが少子高齢化や不景気の影響も大きいだろう。時代は変わっているのだ。
ところがである。廃品回収が終わったも束の間、高齢者が中心となっている町内会側から今年はどんど焼きと正月飾り作りを復活させるとの話が持ち上がっているらしい。
どんど焼きも正月飾り作りもコロナで数年全くやらなかった行事である。特に正月飾り作りは稲を乾燥させた藁を使い縄の様に捩ったりして作るらしい。この藁を捩る時に高齢者が小学生に教えるのだが藁とのグリップを出すために手のひらにツバを付け捩る人もおり以前から不衛生とかインフルエンザ感染への懸念が指摘されていたもの。正直なところコロナにより行事がなくなりホッとしていた多くの保護者は今回の町内会高齢者らの提案について困惑しているのが事実。

伝統習俗を継承するのも結構な話だがまだまだオミクロン株による感染が懸念されている最中に実施するのはいかがなものか。
また子供会全体で行うのではなく選択肢を設けるべき。どんど焼きを行う小正月に実家帰省する家族もあるだろう、正月飾りを作る行事などスポーツ大会に参加する子供も居るだろう。

昭和時代の様に皆同じとの考えはいい加減捨てて欲しい。
なぜ町内会を運営する高齢者はこうも昭和のままの思考で物事を進めるのだろうか。
日本が先進諸外国より遅れをとってしまったのは、昭和のまま生きてる高齢者の思想も一因があるのではないだろうか