あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

すいとん

2012-08-16 | 日記
昨日は67回目の終戦記念日。
毎年小麦粉を丸めたものが入った汁いわゆる〈すいとん〉を作り、
あのころの食糧事情や暮らしぶりを子供たちに語ってきたが、
今はそれぞれ家庭を持ち戦争も食糧難も経験がない、
終戦記念日をどのように過ごしているのかな。
偶然に二十歳になった孫と電話での会話のなかで、
いま日本で起きている現状を逆に憂う言葉を聞かされ、
若者なりにいろいろと考えているのだと思うと、
今抱えている竹島、尖閣諸島問題などをどのように
解決されていくのか気がかりだ。

ま、それはさておき、一人で〈すいとん〉を作るのもと、
先日沢山作り置きした餃子で代行することにした。
小麦粉で作るのだからもとは一緒。
冷蔵庫に眠っている野菜をふんだんに入れて作った〈すいとん〉は格別だった。

子供の頃食べた〈すいとん〉に野菜などが入っていたかどうか記憶にない。
おそらく入っていたとしてもほんの少しのこと。
芋のつるやかぼちゃの茎などかな?
それに比べて現代の〈すいとん〉の具材の豊富なこと。
野菜はいっぱいでお肉入りのだし汁で食べられる今は、
レシピも豊富で贅沢そのもの。
〈すいとん〉の「キムチチゲ風」等もお目見えしている。

おやつに嫁ぎ先で覚えた「かぼちゃとあずき餡」を
煮た中に〈すいとん〉を入れて食べたことを、
逆に母に教えて作ってきたことを思いだした。
今はすいとん生地を茹でて「メープルシロップと黄な粉」をかけるなど、
新聞の家庭欄に新しい食べ方が紹介されていた。

食生活の中でも戦争を語り継ぐことは、
身近な問題として大いに結構なことと思う。

水餃子にしてすいとん替わり



昨日夕方の空、夏雲がきれいだった。