あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

7月8月に出合った本

2012-08-31 | 日記
連日の猛暑でゆっくりと読書もできなかったが、
そんな中でも画集や詩集に目を通すことが出来た。
じっくりと読む本は秋の夜長を待つことにする。

7・8月に出合った本

渡辺和子・置かれた場所で咲きなさい・幻冬舎
現在85歳になられる作者からの生きることへのメッセージ


今野勉・金子みすゞ ふたたび・小学館
みすゞに関しての本は数多くあるが、
みすゞの先祖から始まり短い生涯の中での家族との関わりや、
作品の紹介をしながらの解説が丁寧に書かれている。


詩と詩論研究会・金子みすゞ 母の心 子の心・勉誠出版
詩と詩論研究会のメンバーの方々が、「金子みすゞの人と作品」に
深い愛情を抱き、みすゞについての研究の書を数冊刊行しているが、
今回の「母の心・子の心」はみすゞの人間論、詩人論を
検討することを試みたという。
みすゞは26歳で幼いわが子を残し自ら命を絶った。
自分の母親に対する気持ち、
そして母親としてのみすゞの在り方など、
膨大な資料を基にして編纂されている。
母の心、子の心その心情を描いた詩人の生涯。
テレビドラマにもなり、また何冊もの作品を読んだが、
この書は引用された詩も多く、その作品に対する解説も詳しかった。


ちひろBOX・ちひろ美術館・講談社
娘が生まれたとき読み聞かせていた本、
孫が生まれまた同じように読み継がれていく。
何年たっても懐かしい絵がある。
大きな画集ではなく館長の「黒柳徹子」さんいわく玉手箱のようなかわいらしい本。
いつも身近に置いてある、何処を開いても大好きな作品ばかり。
心温まる本である。


写真で見る祇園祭りのすべて・光村推古書院
京都の祇園祭、行く予定だったが行かれなくなり、
祇園祭の魅力、見所のすべてを伝えるガイド本を手にして、
豪華絢爛な山鉾、神輿、様々な行事などを、
写真と分かりやすい解説で知り、
疑似祇園祭を楽しむことが出来た。


朝は快晴だったが午後はなんか雲行きが怪しくなった。
十五夜が心配だったが大丈夫だった。
明後日あたりは雨が降る予報が出た。


今夜は満月、綺麗な十五夜でした。