あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

いわさきちひろ ドキュメンタリー映画

2012-08-01 | 日記
過日新宿にて「いわさきちひろ」~27歳の旅立ち~と題して、
初のドキュメンタリー映画が公開されていたのを娘達と観てきた。



娘たちも孫たちもちひろさんの絵本で育った。
あの独特の瞳の奥から時には優しく、
時にはものさびしげに問いかけてくる。
絵を見ているときの状況により受け止め方が違ってくる。
疲れて何もしたくないとき、
じっとちひろさんの絵をながめる。
心が和んでくる。

映画を見て初めて知った波乱に満ちた人生を送っていたこと。
壮絶な半生から伝わってくる感動のメッセージ。
ちひろ美術館館長をされている黒柳徹子さんが出演、
ちひろさんの言葉を代弁して語る。
その生きざまには没後40年近くたった今でも、
みんなに愛され続けられている要因があったのだろう。
だがそれはあまり知られていない波乱の人生。
それを監督の「海南友子」さんが
家族も知らなかったような所まで掘り下げて映画にした。

バツイチ 家なし 職もなし から絵を描くことに専念し、
病に倒れ逝った。
私たちにいろいろなメッセージを残して。

感動した映画の思いを抱いて上井草のちひろ美術館へ直行した。

ちなみに昨日は十三夜だった。


今日は十四日の月 ほぼ真ん丸