水分峠を越えてはるばる由布院の街へ辿り着いて、地鶏蕎麦も食べました<(_ _)>
私がよく通っていた頃は、高速道の大分道がまだありませんでした。
いわゆる下道を走りっぱなしで2時間以上の運転でした。
到着すれば金鱗湖から由布岳を見ることも楽しみ、、、町のどこからでも仰ぎ見れるのですけど。
その由布岳に登り始めたのは数年経ってから、こちらの宝満山など登っており登山ガイド本を読んでから挑戦しました。
たしか最初は、ほぼ9合目?由布岳のピークは東西二つあり、その分かれまでなんとか辿り着いたのですが、その分かれの場所に霧がつぎつぎとかかって来るのです。で頂上へは無理と引き返した。
それから何度か由布岳を歩きましたが、頂上に立ったのは一度だけです。
国道そばの登山口からはゆるやかな草地があり、気をつけていると足元に可愛い花が咲いています。リンドウの短くてちっこいのミヤマリンドウ?とか花の径が2,3センチの白い名は忘れましたが・・・とにかく可愛かった(笑)
草地をゆっくり登ると森林帯へ入るのですが、柵と出入口があり簡易な施錠をしていよいよ登山道です。この森林帯が前半の楽しみ場所で、季節によると紅葉や渡り鳥・・・俳句の季語で言うところの色鳥でしょうか、オオルリを近くで見かけた事があります。当時のデジカメはファインピックスの300万画素でズームも低くてシャッターは押したのですが葉を散らした枝にオオルリの青の小さな一点を映していました(笑)
樹林帯を抜けると本来は急登ですが、見上げるととてもじゃない急傾斜、ですのでジグザグ道が始まります。道はけいしゃもゆるく楽しく歩けます。一度下山時にこの道で小学生の遠足とすれ違いました・・・(-_-;) 一人一人がこんにちは!と挨拶するので困りました。
このジグザク登山道の楽しみは下界がよく見えます。由布院の街をはるかに見おろすことができます。田植え前か水田が光っていたりします。湯布院は温泉と観光地として有名ですが、もともとは農業がメインです。
由布岳の屹立映す田代掻く そのころの句です
ジグザク道もいよいよ終わり、最後の急登になります。大した距離ではないのですが分かれに着いて右へゴロゴロとした岩を上れば東峰。ここに一度だけ立ちました(-_-;)
そのときは4月でしたが西からの風が強く、頂上備え付けの温度計は0℃に近かった(笑)
登山は日常では見れない景色が見れるとか、心身を鍛える目的でやっていたと思います。今も登りたいと思いますが、時間がありません。
今夜も睡魔がくるまで昔を思い出しております おやすみなさい