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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

日本人にとって風評被害とは

2014年03月14日 | Weblog

昨日の追試には、二人が18:00に来て、一人が臨時授業が終わってから18:30に来た。

試験問題は、よく使われる文章を丸暗記するように指導してあったので、3人とも30分足らずで回答でき、19:00には試験は終わった。

帰りの車の予約した時間までまだ間があり、学生課のアバイ氏が、残業をしていたので、一緒にサーティフィケートコースの修了証を完成させた。去年のサーティフィケートの受験者と今回の受験者と合わせて27名に修了証を来月初めには渡せそうだ。前回の試験成績が悪かった、日本企業に勤めたいという学生に追試をしたが、頑張って、100点をとった、ほかの二人のうち一人は、前回の試験が他の必修科目と重なって、受験できなかった学生、もう一人は、日本の三菱重工に研修に行っていて、授業が不十分だった学生だが、この二人も100点をとった。

ところで、学生たちが勤めたいという日本企業を代表する経団連の長が、日本の双子の赤字が大きくなったので、原発を再開しなければならないと主張している。花びしあちゃこみたいな顔をしているが、こんなことを真面目にいう人が日本企業の長では、日本企業ばかりではなく、日本の将来が思いやられ、インドの若者を就職させるのにホンマに戸惑いを感じる。

米国流会計基準で、原発の危険な燃料ガラを20万年六ケ所村で電気で冷却し続け、廃炉費用も国が負担し、今回のような事故の費用も国が負担するという前提で、国が20万年間負担する巨額な費用を会計から除いて、安く見せかけた電気料金で、原発を再開させたいということである。そのほかに危険も国民が負担する。

チェルノブイリ原発の周囲400キロまでの人たちは避難しているというのに、日本では、福島県だけが危険なようにマスコミに風評を作り上げさせている。これこそが、日本人にとって風評被害ではないか。