式典のあとの昼食事に、日本から来ている女性教授を紹介された。Andoと自己紹介された。東工大の出身で、コンピュータを教えているという。東工大は、東京オリンピックの頃、商船大学と三大学対抗のボートレースを競った相手のひとつで、親しみが感じられると申し上げた。Andoさんは東京オリンピックの時に、1年生だったという。腰が曲がっているので、私より年上かと思っていたが、そうではない。私自身、もうおじいさんである事の認識が弱いと反省。それにしても、当時、女性で東工大は、珍しかったのではないか、しかも、コンピュータを専攻したと言うのは、日本のコピュータの草分け的な存在の女性であろう。去年の十月にも1週間教えに来ていたというが、知らなかった。今回もホテル住まいの2週間だそうだから、式典ゆえに会えたのだ。