今朝、セティー大佐から電話があり、彼の事務所に11時に行った。綺麗に掃除された専用の部屋で執務していた。彼のジープで、新人教育の司令官のところに案内され、S. P. シング司令官に紹介された。セティー大佐は、肩に二つ星で、シング司令官は三つ星である。しかし、威張っていはいず、親しく話しをして、緑茶をごちそうしてくれた。私は、『登米物語』のヒンディー語訳を差し上げた。素晴らしい出会いであると何度も言ってくれ、私のほうも、ボートばかりでなく、柔道も黒帯だから、必要があれば、そちらも多少の指導は出来ると応じた。ただし、もう七十二歳だから、きついことは出来ないとも言っておいた。私の空いている時間帯に、必要に応じて、車を差し向けてくれることになった。帰りは、セティー大佐を事務所に降ろし、ジープで宿舎まで送ってもらった。