はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1070 ~ 鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ

2023-02-04 | 映画評
今日は「鬼滅の刃~上弦集結、そして刀鍛冶の里へ~」を見てきました。

吾峠呼世晴のコミックを原作にした『鬼滅の刃』シリーズの「鬼滅の刃 遊郭編」の第10話、第11話と「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」の第1話を上映。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼の殲滅(せんめつ)を掲げた鬼殺隊の一員として激闘を繰り広げる。監督の外崎春雄、炭治郎役の花江夏樹、竈門禰豆子役の鬼頭明里、我妻善逸役の下野紘など、シリーズを支えるスタッフとキャストが顔をそろえている。


すでにテレビでも放映している「遊郭編」の最後、「上弦の陸」である妓夫太郎と堕姫を倒す場面と、これから放映される「刀鍛冶の里編」の最初、炭治郎が刀鍛冶の里へ行く場面が中心となっている。

すでに放映されている場面とは言え、やはり大画面だと迫力が違う。

いきなり、LISAの「紅蓮華」が流れ、そのまま煉󠄁獄杏寿郎が猗窩座に倒されたシーンと続き、「遊郭編」の主題歌「残響散歌」が流れると、さすがにぞわっとくる。

そしてメインは、「上弦集結」である。

上弦のうち、倒された妓夫太郎と堕姫以外では、「無限列車編」の最後に姿を現した「上弦の参」猗窩座しか見たことがないので、残りの4人が顔を出す、ということで楽しみにしていた。

いちおう、忘れないように書き留めておきます。

上弦の壱:黒死牟(こくしぼう)
上弦の弐:童磨(どうま)
上弦の参:猗窩座(あかざ)
上弦の肆:半天狗(はんてんぐ)
上弦の伍:玉壺(ぎょっこ)

どれも元の人間の姿が想像できないほどの容姿をしているが、「刀鍛冶の里編」では上弦の肆と伍が出てくるものの、残りの鬼たちは、最後の「無限城編」で一斉に出てくる。

「鬼滅の刃」が良かったのは、「ドラゴンボール」みたいに、「いったい、いつまで成長させるの?」という流れではないし、「ワンピース」みたいに、毎回同じ展開で「いったい、ルフィはいつ海賊王になるの?」という詐欺みたいなアニメと違って、ダラダラと続けることなく、あっさりと終わらせたところだと思う。

ただ惜しむらくは、せっかくのキャラクターである「十二鬼月」たちを、もっとクローズアッブしても良かったのではないかと思う。

最初は「十二鬼月」を順番に倒していくのかと思っていたのに、「下弦の鬼」たちは、「下弦の陸」である累と、「下弦の壱」である魘夢(えんむ)以外は、鬼舞辻󠄀無惨に粛清されてしまう。

何とももったいない話で、このあたりはもう少し長めに描いても良かったのにと思ったのだが、作者が途中で疲れてしまったのだろうか?

さて、内容はすでに書いた通り、大半がテレビ版を大画面用に編集しなおしたものなので、当然のことながら初めての場面などはなく、「刀鍛冶編」に向けてのPRとしての作品である。

ネットでは、そのことを知らないのか、評価の低い人が結構いて、その内容を見てみると、「わざわざ映画にする必要があったのか」とか、中には「何だ、テレビ版を繋げただけじゃないか」とか言っている人までいた。

だから、わざわざ「これまでのご愛顧に感謝して、ワールドツアー上映をいたします」って宣伝してたじゃん。

新しいことを期待する方がおかしい。

ということで、私は当然そのことを踏まえて見たので、十分に楽しめました。

評価は、もちろん「A」にします。

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