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はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

たまには落語も・・・

2004-03-05 | 日記
今日は久々に落語を聴きに行った。

桂文珍の独演会で、場所は愛知県厚生年金会館。

もともと落語は好きなのだが、名古屋にはあまり会場がないせいか、有名どころがあまり来ない。
とは言うものの、これまで2回しか聴きに行ったことはないのだが、たまたま「ぴあ」を見ていて急に行きたくなったわけである。

通常は、前座がいて、メインがきて、さらにもう一人中堅どころがいて、休憩をおいて最後にメインがもう1回、というところなのだが、今日は盛りだくさんだった。

今日の前座は、文珍の弟子にあたる桂楽珍。

出し物は「ふぐ鍋」
ふぐは食べたいが毒にあたるのは恐いので、お互い相手に先に食べさせようといろいろ画策する様を面白く描いたお話だが、なかなか面白かった。

そして、文珍の1回目の登場。
いきなり「今出ていたのが楽珍と言うのですが、皆さんよく辛抱してくれました」と笑わせた後、マクラの部分ですでに全開、さすがと思わせる話芸だった。

最初の出し物は「国際フリーマーケット」
これは文珍の得意な分野なのだろう、鳥インフルエンザなど最近の事件を交えながら本題に入っていく。
胡散臭い中国人が「古賀潤一郎の卒業証書」を売っていたり、今や内臓も売る時代だとばかり、脳みそまで売っていて、中でも一番高いのが「森前首相の脳みそ」、なぜなら「一度も使っていないから」などと辛口ながらも会場を爆笑の渦に巻き込む。

そして、終わって一度引っ込むのかと思えば、何とそのまま座ったままで、次の出し物に入った。「一度引っ込むのが面倒くさいから」とか言いながら。
出し物は「所帯念仏」、これは初めて聴いた。

そして、一度引っ込んで次に出てきたのが林家染語楼。
ちょっとしたベテランだが、出し物は「禁酒関所」、これもはじめて聴いた。

ここで一旦休憩に入るのかと思いきや、再び文珍の登場。
出し物の名前はわからなかったが、芸者に騙された3人の男を面白おかしく描いたお話だった。

ここでやっと休憩。
そして、最後の出し物が「文楽茶屋」で、たぶん新作だと思われるが、文楽に魅了はまった主人公と、同じく文楽にはまった茶店の主とのやり取りを面白く描いたお話だが、もしかして古典ものを現代風にアレンジしたものかも知れない。

結局全部で6題という盛りだくさんで、トータル2時間を超える長丁場だったが、久々に心行くまで大笑いができた。

でも、ちょっと疲れた!?

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