今週の『週刊文春』
さっそく流行に便乗し、『虐め(原文はひらがな)』問題について特集を組んでいる。
数人の識者(?)にいろいろな意見を求めているが、やはりそう簡単にはいかない。
まず、ノンフィクション作家の久田恵。
遺書を残しても復讐にはならない』という見出しなので、ちょっと違和感があるなと思って読んでみると、
『いじめていた本人は、感受性が育っておらず、他人の気持ちに寄り添うことができていない。そもそもいじめている時から罪悪感を感じていないため、意外に傷ついていない』
とおっしゃる。
まず「罪悪感を感じる」は、すぐにPCの文章校正機能に引っかかる。
ここは「罪悪感を持っている」とすべき。
こいつはホントに作家か?ということは置いておいて、虐めた本人が罪悪感を持っていないことは認めるが、だからと言って、「遺書を残しても、意外と傷つかない」というのは違うだろう。
傷つかないのは、学校やマスコミが実名を隠すからであって、こいつらの実名を世間に晒してしまえば、反省するかどうかはともかく、少なくとも効果はあるはずだ。
つまり「遺書を残してもダメだ」というわけではなく、その遺書をなかったことにするからダメだ、ということ。
名指しされて、驚かないヤツはいない。
必ず何らかの反応をするはずだ。
だからこそ、こういうバカガキの名前は表に出すべきだと思う。
次は、なぜか赤井英和。
『子供と一緒にいじめ対策を練習する』という見出しだが、虐めのターゲットは母子家庭の子が多いという。
元ボクサーを父親に持つ子供が、たとえ虐められていたとしても、ひとたび父親が学校に抗議に来れば、いくらアホなガキだって「これはヤバい!」ということくらい理解するはずだ。
もちろん、親がきちんとケアをすることは大切だが、少なくとも虐めという名の暴力を平気で行うヤツは、相手の家庭の事情とか総合的にちゃんと判断(?)しているだろうに。
まともだったのは、藤原正彦教授。
『テレビ報道が自殺を助長する』という見出しも納得がいくものだし、最後の『いじめをなくすには、「いじめは卑怯だ」という意識を親と教師が力づくでも叩き込むしかない』というのは正論だ。
『教えるのではなく、叩き込むのだ』というところがミソ。
これができていないからこそ、虐めがますますエスカレートする。
そして、それを助長しているのがマスコミだ。
さっそく流行に便乗し、『虐め(原文はひらがな)』問題について特集を組んでいる。
数人の識者(?)にいろいろな意見を求めているが、やはりそう簡単にはいかない。
まず、ノンフィクション作家の久田恵。
遺書を残しても復讐にはならない』という見出しなので、ちょっと違和感があるなと思って読んでみると、
『いじめていた本人は、感受性が育っておらず、他人の気持ちに寄り添うことができていない。そもそもいじめている時から罪悪感を感じていないため、意外に傷ついていない』
とおっしゃる。
まず「罪悪感を感じる」は、すぐにPCの文章校正機能に引っかかる。
ここは「罪悪感を持っている」とすべき。
こいつはホントに作家か?ということは置いておいて、虐めた本人が罪悪感を持っていないことは認めるが、だからと言って、「遺書を残しても、意外と傷つかない」というのは違うだろう。
傷つかないのは、学校やマスコミが実名を隠すからであって、こいつらの実名を世間に晒してしまえば、反省するかどうかはともかく、少なくとも効果はあるはずだ。
つまり「遺書を残してもダメだ」というわけではなく、その遺書をなかったことにするからダメだ、ということ。
名指しされて、驚かないヤツはいない。
必ず何らかの反応をするはずだ。
だからこそ、こういうバカガキの名前は表に出すべきだと思う。
次は、なぜか赤井英和。
『子供と一緒にいじめ対策を練習する』という見出しだが、虐めのターゲットは母子家庭の子が多いという。
元ボクサーを父親に持つ子供が、たとえ虐められていたとしても、ひとたび父親が学校に抗議に来れば、いくらアホなガキだって「これはヤバい!」ということくらい理解するはずだ。
もちろん、親がきちんとケアをすることは大切だが、少なくとも虐めという名の暴力を平気で行うヤツは、相手の家庭の事情とか総合的にちゃんと判断(?)しているだろうに。
まともだったのは、藤原正彦教授。
『テレビ報道が自殺を助長する』という見出しも納得がいくものだし、最後の『いじめをなくすには、「いじめは卑怯だ」という意識を親と教師が力づくでも叩き込むしかない』というのは正論だ。
『教えるのではなく、叩き込むのだ』というところがミソ。
これができていないからこそ、虐めがますますエスカレートする。
そして、それを助長しているのがマスコミだ。
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