はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

なるほど、だから嫌われるんだ

2024-06-27 | 日記
久しぶりに「週刊新潮」を読んだ。

見出しの中に「だから、小池・蓮舫は嫌われる」という、実に魅力的な言葉を見つけたからだ。

何人かの識者(?)がそれぞれの意見を述べており、中にはあの村西とおるまで登場している。

「ナイスではない『グラドル蓮舫』の隠したい過去」という見出しで、斉藤蓮舫について「そんなのだから嫌われる」などと述べているが、いちおう補足しておくと、斉藤蓮舫は歴代のクラリオンガールの中でも、断トツの最低人気だったそうだ。

アグネス・ラム、烏丸せつこ、かとうれいこなど、錚々たるメンバーの中で、どう見ても貧相なこいつの写真集が売れないのは当然だろう。

まあ、それはいいとして、的確な指摘だなあと思ったのは、現役のキャスターである吉川美代子氏。

斉藤蓮舫と小池百合子について、簡単にまとめると次のように言っている。

まず、斉藤蓮舫(「⇒」は補足説明部分)

・相手を納得させる話し方ではない。
・青筋を立てて、とにかく大きな声で主張をしている。
・発言内容も断定的だし、これみよがしみたいな印象を受ける。
・一音一音をハッキリと言おうとしているから、口にものすごく力が入っている。唇周りがこわばっているというか、尋常じゃない力が入っているのが見て分かる。
 ⇒人が心からの言葉を伝えようとすれば、発音とかに気を配る余裕などなく、必死に表現しようとする姿勢になり、たとえ言葉がハッキリとしていなくても、声がかすれていたとしても、心から発している言葉は、相手の心のミットにダイレクトに入っていくものである。

続いて、小池百合子

・ニュースのタイトルになりそうな言葉をパッと思い付くのには長けている。
 ⇒環境大臣時代の「クールビズ」、都知事になってからは「3密」など、印象に残るフレーズをパンと掲げているが、それは相手の心のミットをめがけてボールを投げているのではなく、ボールを投げるフォームの格好良さだけ気にしているように見える。
・新聞やテレビで取り上げられるスローガン的な言葉を発して、なんだか言葉遊びをしているようで心に響かない。
・上から目線で相手を小馬鹿にしたように話しているのが垣間見える。
・質問への回答を言い終えた後とか、目は笑っていないのに、口角だけニッて上げている。そういうところにも居心地の悪さを感じる。

さすがは、現役時代の流暢な語り口や、TBSの部長になってからも、部下に対する厳しく指導で定評のあった方だ。

両名ともに、ズバリと「だから、こいつらは嫌われるんだ」ということを、わかりやすく解説してくれている。

斉藤も小池も「上から目線」ということで共通点があると思っていたのだが、小池についてはその通りだが、斉藤についてはそうではないことを、きちんと看破している。

特に、斉藤蓮舫についてまとめると、「相手を納得させるためにしゃべっているのではなく、とにかく揚げ足を取られないよう一音・一音をはっきりとしゃべってはいるが、元々自分でも何を言っているのか理解していないので、そこで反論を食らわないよう断定的な物言いをする」ということになると思う。

やっぱり、わかる人にはわかるんだろうなと思う。

でも、都民の中にはそんなことが理解できない連中もたくさんいるので、残念ながら都知事選はこの二人の一騎打ちになりそうな感じだ。

それで、「小池じゃダメだ」という人たちが、すべて斉藤に投票するかと言うと、そういうわけではなく、共産党を生理的に受け付けられない人たちは、他の候補に投票するだろうし、「小池か斉藤か」で究極の選択を迫られた人たちは、消去法で斉藤を消す!という結果になると思う。


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