アラブのうわさ

アラビア語、アラブ文化、イスラーム(イスラム)等に関する話題を元留学生が等身大でお伝えします!

学部選択の面接

2006年12月13日 00時18分55秒 | Weblog
 学部選択の面接が行われました。無事に終わりほっとしています。
 希望したのは以前から公言しているように『アラビア語学部』。実のところここ数日、『シャリーア・イスラーム法学部』にするかいろいろと迷っていたのですが・・・
 面接といっても『タムイーズを使った例文を言ってみて』(※タムイーズ=文法用語のひとつ)『クルアーンはどれだけ暗記している?』『日本におけるイスラームはどんな感じ?』『イギリスのライースは誰?』(※ライース=長・指導者)といった質問をされ、最後に『行きたい学部は?』と聞かれる簡単なものでした。
 文法用語を出されてのとっさの質問にはちょっとドキっとしたものの、タムイーズはちょうど先週、語学院の講義で復習したところなのでなんなく答えることができましたし、クルアーンも確実に覚えているのは『ジュズ・アーンマ(終わりの30分の1)』なので、その中の1章を読まされただけ。
 むしろ戸惑ったのは『イギリスのライースは誰?』です。あまりにも意表を突いた質問でした。でもどうなんでしょう。『ライース』って政治的指導者という意味ではトニー・ブレアで、国家元首という意味ではエリザベス女王になるんですよね。私は『トニー・ブレア』と答えましたが。
 あとは正式な学部入学の許可を待つのみ。最終的に学部決定をするのは大学側なので『宗教原理・布教学部』に行け!などと言われる可能性ももちろんあります。
 もし希望が叶わなかったとしても、それがアッラーの望むところなんだと甘んじて受け入れるつもりです。