卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

脱毛しながら泌尿器科入院

2012-08-30 22:30:29 | 抗がん剤治療と腎ろうの日々




今日の西の空です。
陽が沈むところが随分真西に近くなりました。




≪ 2011年 10月12日 ~ 10月25日 ≫

ジンロウの拡張手術のために10月12日に 泌尿器科に入院しました。

泌尿器科の病棟フロアは ほかの科と混ざっていて 色んな病気のひとがいました。
で、泌尿器科の入院患者って 圧倒的に 男性なんです。
女ばかりの病棟で 気 が緩んでいたんで 廊下やトイレで男性にすれ違ったりするとビックリしました。

わたしがいた六人部屋だけが 女性の部屋でした。
そして同じ部屋のほとんどの人が脳血管系の患者さんでした。




入院する一週間前くらいから 脱毛が始まっていて この頃がピーク。
先輩のアドバイスにしたがって すでにベリーショートにしてました。
ハンディ タイプのコロコロ持参でしたが追っつかず 看護師さんに言ったら でっかいコロコロと ビニール袋をたくさんくれました。




まだ脱毛に慣れてなくて、 夜 ウッカリ帽子もかぶらず 廊下を歩いてトイレに行きました。
暗い廊下の鏡に映った 姿に ギョッとしました。

出~~~た~~~~~~((((;゜Д゜)))))))((((;゜Д゜)))))))
…………… って 、 わたしです。

経験者の 皆さん いろんな表現しますが わたしは やはり 落ち武者かなあ。(^^;;
性別はもはや不明。
われながら 怖かったですね。
ひとはもっと驚きますよね。
男性も出没する廊下だったんで 以後 帽子はしっかりかぶりました。
いずれ 髪は生えてくるんだから~と わたしは 脱毛はそんなにショックじゃなかったけど、顔を見るたび 怖かった。です。


婦人科病棟はしょっちゅう手術があって 看護師さんも忙しそうでしたが ここはノンビリしてました。
それで同じ部屋の脳血管系の人にユニークな人が多くておもしろかった。




そして 問題の拡張手術です。。。
前回 ジンロウ造設の手術の先生が お上手で 痛みもほとんどなかったんで
だんだん 図々しくなったわたしはダメもとで と同じ先生をなんと指名しちゃいました。
……言ってみるもんです。。。叶えられました。
まあ なにもいわなくても その先生だったのかもしれませんけど。(^_-)



で、同じ先生でしたが今度はかなり痛かった~。(>人<;)
はなしでは

「 ちょっと拡げるだけだから……^^; 」

だったんですが

「 どこが ちょっとじゃ───O(≧∇≦)O────♪」

というくらいチョットじゃありませんでした。
おまけに 手術台で ( 大 )をもよおし、訴えると

「 ガマンよー ! ガマンよーー!」

で一時間。
先生も冷や汗もんだったと思います。
あ 恐怖の一時間。おあいこですね。ごめんなさい。
ほんと直腸切ってると ガマンできないんですわ。

痛み止め、抗生物質 の点滴を二三日して、懐かしい HOMEの婦人科に移動しました。
ようやくシャワーを浴びることができます。


二回目の抗がん剤は しびれが ひどくて 20 パーセント 減量。
抗がん剤は量は減らしても 前回と同じような感じで した。

ただ、今回ジンロウ 刺入部から 尿もれがひどく 悩ましかった。
夜、尿漏れでびしょびしょになるので とうとう 大きな尿取りパットを して寝ました。



そして この尿もれ( 下から漏らすわけじゃない ) の不安の中 今度は自宅に向かって帰りました。