みなさんのおかげで

昨年２月に解体を開始したわが社の第２号棟が完成し、今日が竣工式と記念
セレモニーでした。



春の日差しに、完成した工場の外壁がまばゆくキラキラと輝いています。




厳かな雰囲気の中、ピカピカの工場に作られた祭壇に向かって、
全員でこの新工場での安全操業を全員で祈りました。


その後、クレーンの桁の上の点検用キャットウォークに登りました。
床から１０ｍ以上はあります。そこからは、



こんな光景が見えます。

竣工式の最中、なぜこんな高所に上るのかというと、



建築設計の上野山先生の発案で棟札を作り、これを工場の北西の角に
納めようということになったからです。

棟札の文字は、私に内緒で、ツノ坊に依頼が来ていました。

　　　　　　

これと合わせて、工事関係者の氏名を記したものとセットで工場の
壁に作られた場所に奉納しました。


竣工式が終わると、続いて社員によるセレモニー。

最初に、知財のＩくんの企画、作成、編集となるオープニング・
ムービーが会場の大きな、大きなスクリーンに流れました。

設計士の杉浦さんが、

　「あのムービーは社員さんが作ったのですか！？」

と驚くほど素敵な出来栄えでした。Ｉくんにあんなセンスがあったとは
私も驚きました！


いろんな方が工事への想いを語ってくれました。


施工者である春田建設の春田社長は、

　「基礎工事を開始したら、地下水が大量に発生して、
　　工期が大きくずれ込んでしまい、それを挽回するのに
　　各業者さんが必死に、

　　　『ＩＳＯＷＡさんのために！』

　　と休日も、夜間も、協力して下さった」


現場監督の久保田さんは、

　「これまで手掛けたことの無いほどの大きな
　　プロジェクトに携うことになり、本当にできるだろうかと
　　とても大きなプレッシャーを感じつつも、幸せでした」


構造設計を手掛けてくれた上野山先生も、

　「施主と工事関係者が一体となったとてもいいチーム
　　でした。日程が短く、作業はとても厳しかったけど、
　　ＩＳＯＷＡさんのみんながいつも声を掛けてくれ、
　　みんな気持ち良く働けた。
　　こんなに楽しく明るい現場は４０年の設計士人生で
　　初めてでした」


コーディネータの千葉さんは、

　「ポイントとなる作業日がすべて晴天を前提とした
　　本当に厳しい日程で、いつも心配で、心配で、毎日の
　　ように顔を出してきた。　　
　　でも夜になると、現場事務所はみんなの安らぎの場所。
　　工事が終わるかと思うと、寂しい」
　　

これに応えて、ＩＳＯＷＡ側のプロジェクトリーダーで『イノシシ』と
称されたＴくんが、

　「こんなに大きなプロジェクトに関われて、自分の
　　人生の中でもとても大きな財産になりました。
　　協力してくれたみなさんに心から感謝します」

と答礼を。


さらに
　　


工場をこれから使っていく各部署のメンバーからも、一人ひとりが
新工場に賭ける自分の想いを披露してくれました。


こうして新工場は完成しました。

これすべて、ＩＳＯＷＡのすべての先達、今のＩＳＯＷＡビトたち、工事関係の
みなさん、そしてＩＳＯＷＡを長年ご愛顧下さっているお客様、長年支援頂いて
いる仕入先のみなさまのおかげです。

しかしこれはスタートに過ぎません。

決意表明したメンバーが口々に言っていたように、

　「この工場からｉ機を世界中に創り出すことが目標です」

そうなんです。それが目標なんです。


竣工式に先駆けての全社朝礼では、今期の業績への社員への感謝の気持ちを
表明すると共に、来期の組織変更と昇格・昇進者の発表を行いました。




新工場、新しい組織、新しい戦略。
２０２０年の創業１００年に向けて、そしてさらにその先のＩＳＯＷＡ
２００年の計に向けて、チームＩＳＯＷＡは進んでいきます！


そうそう、竣工式だった今日は、偶然、ひとみの誕生日でした。



出張とインフルエンザで祝えなかった光の誕生日も一緒に祝い、何重にも
めでたい一日でした。