当たったらどうしよう・・・

わが社の大事なパートナーの１社である静岡の焼津にあるサンロフトさんの
創立２０周年パーティーに参列しました。

パーティーに先駆けて、最新ＩＴ関連のセミナーが５本も用意されていて、
わが社のシステム部門のＭくん、Ｉくん、ひとみも聞かせてもらいました。
もちろん私もですよ。

サンロフトの社長の松田さんと言えば『磯輪日記』の生みの親なんです。
松田さんがいなかったら『磯輪日記』はこの世に存在しなかった。
松田さんに手取り足取り教えてもらって『磯輪日記』がデビューしたんです。
『磯輪日記』が無かった、ＩＳＯＷＡの風土改革は成し得なかったと思います。
つまりは松田さんは私とＩＳＯＷＡにとっての大恩人なんです。


創立まだ２０年というサンロフトさん。のっけから若々しい出し物の
連続で驚きましたが、中でもお楽しみ抽選会では肝を冷やしました　

この抽選会、分かりやすく言えば『福引』も趣向が凝っていたんです。

まずは賞品候補が３つ紹介されます。そこで１回目の抽選があり、どの
賞品を当選者にプレゼントするかを決め、２回目の抽選で当選者が決まる
というスタイルです。なかなか面白いですよね～

さて賞品の候補３つが順にスライドで紹介されます。

ひとつ目の候補は、何と建設業界の業界新聞のバックナンバー１年分です

過去の新聞、それも業界紙をもらってどうするのでしょうか？

ふたつ目の候補は、静岡の地場メーカー製のツナ缶。

そして三つ目は・・・　　な、な、何と　ＩＳＯＷＡ製の
コルゲータです　　　おまけに

　『賞品提供ご協力　ＩＳＯＷＡ様』

みたいなことがスライドに書いてあります。

　「どうしよう・・・」

だってもしこれが賞品に決まったら、わが社は１０億円ほど出費しなきゃ
いけないんですよ。確かにサンロフトさんにはお世話になってるけど、
１０億円寄附っていうのはちょっと、いやメチャクチャつらい・・・


そもそも私はそんな商品提供をＯＫした憶えはないのに、一体誰が了解
したんだろう？

　「もし賞品に決まったら、今年の冬のボーナスは全員
　　ゼロにしなきゃ。いやそれだけじゃ足りない。
　　システム部門の３名からは徴収しなきゃいけない」

そんなこと考えている内に、賞品決めの抽選が始まってしまいました。

　「ああ、どうしよう・・・」

とその瞬間、選ばれたのは・・・　ツナ缶でした。
思わず、 バンザイ三唱。

その後はもう当選者の発表を聞く気力が残っていませんでした。


でもそれ以外にあと２回抽選がありました。

それぞれの賞品候補は、

　・トヨタのハイブリッド・カー、防波用のテトラポット、ビール

　・キャノンの複合コピー機、ソフトバンクの歩いてしゃべるお父さん犬、
　　それからもう一品・・・忘れました

こんな感じでしたが、不思議なことに賞品に選ばれたのは、ビール、
お父さん犬という具合に普通に賞品らしい賞品となりました　


それにしても本当に経営者泣かせの、ハラハラドキドキ、かつニヤニヤと
いう感じの福引でした。


この発想力とパワーがあるので、サンロフトさんはこの先も安泰ですね。
とりあえずは軽く１００周年目指して頑張って下さい。
そして引き続きＩＳＯＷＡを応援して下さいね。

おめでとうございました。