磯輪日記

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世界一社風のいい会社を目指しています。

対話型

2009年06月08日 21時10分24秒 | ISOWAの風土改革

わが社の年に一度の人事評価のシーズンが終わりました。

評価者会議としては最後となった部門長によるミーティングに私もオブザーバー
として参加させてもらいました。

        

わが社の評価制度はLADDERS(ラダーズ)、別名成長主義人事評価制度という
ものです。これはわが社の監査役をお願いしている石原先生の日本経営教育
研究所の商品なんですが、導入のプロセスでかなりISOWA流にアレンジ
しました。結果、その中心的役割を果たしたわが社のN君曰く、

 「『成長主義人事評価制度』というより、私は『対話型人事評価制度』だと
  言っています」

というように進化しました。

この制度の一番の肝は、評価者会議です。
わが社の制度では、評価は1回かぎり。つまり1次評価者しか存在しないのです。
2次や3次評価はありません。
全社の調整もありません。

 「では何のための評価者会議か?」

いい質問ですね~(自分で書いておいて、「いい質問」とはよく言いますね)

自画自賛、自問自答。お答えします。

  評価者がそれぞれ自分がつけた評価結果を発表し、それに対する仲間の
  評価者からフィードバックをもらうため

の評価者会議なんです。

でももらったフィードバックを参考にするか、どうかは本人次第。
それに納得して評価を変更するも、しないも、1次評価者の自由なんです。
とにかく周りは思ったことをフィードバックする。
あくまでも最終的に決めるのは、1次評価者。

つまり1次評価者(というより1次しかないので、単に『評価者』ですが)が
評価結果に対して全責任を負う。
これは評価者にとってはとても厳しいことです。
評価者の全人格が試されると言っても過言ではありません。
だから評価者の責任はとても大きいのです。

それに伴って、誰を1次評価者に任命するかがとても重要で、制度自体の品質を
大きく左右します。

それを任されるのが部門長。つまり部門長の責任はさらに大きいのです。

それとともに部門長は一部の社員の評価者でもあるのです。

私が参加したのは、この部門長による評価者会議です。


参加して感じたことは、

  本当にみんな、真剣に、誠実に、議論してくれている

とうことです。ちょっと感動ものでした。

こういう積み上げが、ISOWAの風土の源でもあります。





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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
評価 (溶射屋)
2009-06-09 18:19:09
磯輪さん

こんばんは!

評価ほど難しいものはないですね。

>評価者がそれぞれ自分がつけた評価結果を発表し、それに対する仲間の評価者からフィードバックをもらうため

なるほどねぇ・・・・「僕は部下をこのように評価しました」と発表したことに対して参加者の意見を聞いた後に最終的な評価を決定するということですね!

ちなみに部門責任者と社員との評価についての「話し合い」と言うようなものはあるのでしょうか?
返信する
評価 (溶射屋)
2009-06-09 18:19:20
磯輪さん

こんばんは!

評価ほど難しいものはないですね。

>評価者がそれぞれ自分がつけた評価結果を発表し、それに対する仲間の評価者からフィードバックをもらうため

なるほどねぇ・・・・「僕は部下をこのように評価しました」と発表したことに対して参加者の意見を聞いた後に最終的な評価を決定するということですね!

ちなみに部門責任者と社員との評価についての「話し合い」と言うようなものはあるのでしょうか?
返信する
もちろんです (磯輪)
2009-06-09 19:54:51
 溶射屋さん

二度もコメントありがとうございました(笑)

もちろん評価者と被評価者の面談はあります。
それも「対話型」の重要なポイントですから。
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