先週から始まったNHKの新しい朝ドラ『ひよっこ』。
私の好きな女優がヒロインなのは『マッサン』のシャーロット以来です。
ちょっと『あまちゃん』を思い出させるようなユーモラスでテンポいい
進行で、めずらしく第1話から楽しんでいます。
その中で、早々に、ものすごいシーンが出てきました。第3話です。
東京に出稼ぎに来ている主人公 みね子のお父さんが、稲刈りのために、
故郷・奥茨城に帰る途中で、洋食屋さん引き入れられました。
そこでお店の女店主(宮本信子さん)と交わされた会話。
こんな感じでした。
「どんなお仕事ですか?」
「オリンピックの会場なんかも作ってるんですけどね。
自慢にはなんねえけど」
「自慢していいんですよ。自慢してください。
東京、東京って、東京だけがすごいみたいに浮かれてる
けどみんな、違うと思うね、私は。
今ももう、ボコボコボコボコ、色んなものが建ってるけど、
それはお客さんたち、みなさんがつくってくれたものじゃ
ないですか」
「東京の人とこうやって話すのも初めてで、嬉しいなあ~」
別れ際に、これから田舎に帰るお父さんに「お土産に」とポークカツサンド
をサービスし、
「東京、嫌いにならないでくださいね」
おい、おい、まだ3回目って言うのに、こんなにいい場面あっていいの。
長女のみね子には妹と弟がひとりずつ。
東京オリンピックの年、みね子は高校3年生。
とすると、妹はその頃の私で、弟はその頃のツノ坊っていうことですよ。
毎日が楽しみです。
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