こてこてのテイスト

朝、有馬温泉を出発し、大阪天保山へ向かいました。

まずは日本一という大観覧車。

　　　　　　

１５分かけて、ゆっくり一周、空中散歩でした。

次は海遊館。一番気に入ったのは、照明に映えてユラユラ漂うクラゲだったと
いうのは、ちょっと寂しかったな～　ショーのない水族館っていうのは私向き
でなないことが分かりました。

　　　　　　

お昼は、通天閣のお膝元、新世界のづぼらやでふぐ料理。ふぐは得意じゃない
けど、結果としてこの一帯が本日のハイライトでした。

バスを降りた瞬間から、経験したことのないようなムードが漂います。
鼻からくる匂い、肌に感じる空気、そして目を刺すような強烈な原色の看板。

　　　　　　

　「一体、ここはどこだ？」

日本とは思えない。ソウルの東大門？　
あの雰囲気は、いろいろ工夫してみたんですが、どうしても言葉で表現できな
いんです。
でも大阪人のルーツがここにあるような気がしました。

大阪の人は、子どもも含めて胃が丈夫なんでしょうね。
あんなに串かつ屋さんが軒を連ねていて、そこにあんなに大勢の人が行列して
いる光景は初めてでした。

　　　　　　

通天閣にも登ろうと思ったんですが、外にまで行列ができていて、あきらめ
ました。

今度はお腹をへらして出かけていって、串かつだけじゃなく、たこ焼きもゲット
して、通天閣の展望台で食べたいな。

帰りのバスでは、恒例のビンゴです。
２回目に、真っ先に　「ＢＩＮＧＯ！」　って声を上げたのに、ワンテンポ
遅れてもう一人、ビンゴが出ちゃいました。

　「しゃあないな。１位と２位の商品を二人で山分けか・・・」

と思ったのに、なぜかルールは「１位の商品を二人で分ける」とのこと。

　「・・・」

結局２位の人の方が、いい景品を手にすることになっちゃいました。
一応商品はもらったものの、何だか何ももらわなかった人よりさらに損した
ような気分になるのは、不思議なんでしょうか？　それとも当然なんでしょうか？

　　　　　　

それを尻目に、満面の笑みを浮かべ、ピースサインを出している、ガイドの
中村あゆみさん（だったかな？）。許さんぞ！　私の怒りで、いつもは冷静で
機械のように正確な私の写真のピントも、かすかに狂っているような・・・