8月1日の日経朝刊に掲載されていたステキな記事です。
セブンイレブンの話で、ハッとしたのは、「自宅で作るものだった『おにぎり』や『弁当』を
商品化」という箇所です。 弁当は、コンビニの前から駅弁などがあったから、そうは
思わないけど、たしかに、子どものころ、おにぎりが商品として売られるようになるという
ことは絶対に考えてなかった。おにぎりっていうのは、お母さんが作ってくれるお弁当の
代表格だった。 そんな私ですら、今では、普通にコンビニで買う。
「競争相手は(競合メーカーでなく)顧客だ」。 見るべき相手を間違えないように
しなきゃね。 反省しました。
同社の井坂社長ですら、
「今後は(中略)顧客への超接近戦だ」
その通り!
>オールISOWAビトへ
NEXTカスタマーへの密着こそISOWAの戦略の肝だよ!
愛知県豊橋市のスーパー クックマート。
「ローカルスーパーとは決して大手の発展途上モデルではないし、ミニ版でも
いけない」
その通り! 「大企業は立派、中小企業は劣る」こういう規模で企業の優劣を
決める社会の風潮がよくない。でもそれなら逆にそういう風潮を逆手に取る戦略がある。
そこを目指したいISOWAとしては、とても共感できる会社です。
我々がやっているのは『勝負事』ではなく、できるだけ戦わないこと、戦いを略く
(はぶく)こと。みんなが一方向しか見ていないなら、私たちが活きる別の方向を
目指す。 「自社の優位性がない(製品、)サービスはしない」ってサイコー!
昔、本田宗一郎さんが、トヨタとの戦い方を議論していた開発陣に向かって、
「それ、トヨタにやってもいらえばいいじゃねえか」
しびれるな~ ここを目指したい!
「日本を疲弊させる『ものまね・同質化競争』を嫌おう」
ハイ、大嫌いです。
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