愛知教育大学附属名古屋中学校育友会会長拝命

ひとみが愛知教育大学附属幼稚園に入園したのが、今からもう
１３年も前です。以来附属名古屋小学校、中学校と歩み、その後を
追って、光も同じ途を歩んできて、とうとう光もこの４月から
中学３年に。

今思うと、よく二人ともあの厳しく、かつ古式ゆかしい附幼の
抽選をくぐり抜けたものです。　

附幼の抽選は、それはそれは大層なもので、はじめ何も知らずに
その場に臨んで、度肝を抜かれました。　だって
まずはその抽選に使う道具からしてすごい！長年使い込まれた抽選
キットは、共に木製の抽選箱と、そこに入れられる番号がふられた
ビリヤード大の抽選球。その抽選球はこれまたビリヤードの球よろ
しく、きちんと整列され保管できるような専用ケースに入っている
んです。　

男女別々に番号がふられていて、別々のケースに保管されている
この抽選球を、受験者の保護者の代表者が確認し、専用の抽選箱
に入れるところから始まります。抽選はすべて保護者だけで行い、
子供はその場にも居合わせません。

で、いざ抽選と思ったら、何とプロ野球のドラフトよろしく予備
抽選から始まります。そうです本抽選の抽選順を決める予備抽選が
あるんです！　それをまず男子から。そして予備抽選で引いた
番号順に並び直します。次が女子。

で本抽選の順番通りに着座できたら、いよいよ本番です。
予備抽選と同じようにまず男子が引き、その後女子。

球を引いても合格か、不合格かは、その場では分かりません。
全員の抽選が終ると、それぞれ引いた球を持って、隣の部屋へ移動
します。するとそこに合格者、補欠者の番号が書かれた紙が貼り
出してあり、やっと合否がわかります。

この抽選は二人の子供とも我が家では私が引き受け、見事２回連続
して当たりくじを引いたものですから、当時は『黄金の右腕』と
いう称号を親しい保護者の方から頂いていました。　

そんな最初のひとみの抽選からもう１３年。そして我が家の愛教大
附属での１４年目の最後の年に、１４年間の恩返しをするつもりで
育友会（ＰＴＡのことです）の会長を引き受けることにしました。



今日の午後、学校で育友会の総会があり、無事選出されました。
　（この写真を撮影したり、送って下さった先生方、ありがとう
　　ございました）

「ただでさえ忙しいのに」という考えもありますが、ひとつにはこう
して声を掛けて頂けることもある意味大変ありがたく、かつ光栄な
ことでもあります。

またこういう活動からも、必ず何か会社にフィードバックできる
ことがあると思っています。

さらに愛教大附属校園の場合、ＰＴＡ活動の主体はお母さんたちに
よる委員会活動であり、我々の役員はどちらかと言えば手続き上の
機関で、学校に出かけるのは年に１０回程度です。

だから社員のみなさん、この１年、１０回くらい会社を空けますが、
できるだけみなさんに迷惑が掛からないように、かつ何かを持ち
帰ることができるようにしますので、許して下さいね。　

また附中のみなさん、最後のご奉公の積もりで精一杯務めますので

ご協力よろしくお願いします。　


ｐｓ　冒頭の写真、桜が咲いていますが、もちろん今日の写真では
　　　ありません。私が『狂い咲いた』などと言わないで下さいね。