アシットアタック――女性の人生をめちゃくちゃにする暴力

2014-05-22 17:03:15 | ニュース

 news-pod.net(出典)

 中東、南インドの女性の現状はいいとは言えない。

 インド全般で言えることだが、結婚する際女性は多くの持参金を用意する。それが少ないと結婚後ひどい目に遭う。
 場合によっては殺され、新たな持参金を多く持って来れる女性を再び娶る。

 それでも男性側の家族が罰せられることはない。

 中東の女性もそうだ。

 男性は複数の妻が持てるが、その妻、男性の両親、それぞれの妻の子が一緒に暮らす。しかし妻からは離婚は言い出せない。

 男性は新しく好きな女性ができれば、誰かを離縁して新しい妻を迎えることができる。決まった人数までなら女性を取り変え何人でも娶ることができる。

 もちろん、その中には日常的な暴力も含まれる。

 識者でさえ、女性は殴って教育するものと平然という。

 その中で問題になっている1つが「アシットアタック」だ。

 これは硫酸、塩酸、硝酸などの酸類を女性の顔にかけて火傷を負わせることを言う。

 当然そんなものを浴びれば女性の顔に大きな傷が残る。

 結婚前なら結婚など出来ない顔になってしまう。

 女性の一生を滅茶苦茶にしてしまう行為だ。 


 それが今でも行われているという。


 それ以外にも女性が受ける被害は多い。

 こういうことが報じられず、女性の人権が守られないこと、それが問題だが、とうの国では昔からあることだから、何とも思っていない。

 世界に発信し、実際にそうい目に遭った女性が窮状を訴えることしかないのだ。


 ※写真は記事とは関係ありません。