物語は過去と現在が交錯しながら進行していく。
ジョン・ポール2世、ゲティ1世の息子、誘拐されたポールの父と母、彼らの家庭はこうして崩壊していった。
誘拐されたポールの面倒を見ている男は、サルバトーレ(前回親戚?と書いた人)が話をしたと妻に話している。彼にも誘拐の身代金が入れば、金が入るのだろう。喜びでお洒落に余念がない。
誘拐側 500万ドル
ゲティ家 500万ドル
両者この金額で身代金が払われることが決定していた。
ジョン・ポールは妻のゲイルと貧しいながら息子のポールと幸せに暮らしていた。
しかし、父の1世から昇進だと手紙が来る。お前を思っていると父は書いていた。二人はローマへ飛んだ。
父の趣味か、父と、息子のポールはずっとビデオ(当時だと…なんていうんだろう、映写機用の?あまりみんな持っていなかったと思うが)
ローマで初めて息子のジョン・ポールの妻のゲイルの顔を見た1世は美しいという。
そしてイタリア芸術に興味はないかと孫のポールに見せるが、はりつけなど、あまり…宗教画のようなものもあるが、ご趣味はよろしいかどうか?
父の1世は影絵を孫に見せる。ジョン・ポールは父にあれを見せてもらったことがない。
ポールは人質生活の間も彼を見ている人物に影絵を見せていたが、祖父から教わったものらしい。
孫を1世は可愛がった。
ジョン・ポールには信託金が数億ドルはある。
金が欲しいかという1世はジョン・ポールが今よりあればというと、そんな言い方はやめろ、欲しいものは欲しいと堂々といえばいいという。
金は権力を与えるが、それが厄介だ。1世は語った。
ジョン・ポールはサウジアラビアに行くように言われる。
現地を立ち上げる。ゲティ家は1世一代で石油でのし上がった。
事業の拡張ということだろう。
ジョン・ポールから話を聞く妻のゲイルは、気に入られたのよ、2年くらいでしょう?それが終われば米国へ戻れるんでしょ?だったらと自分も行くと、将来の幸せにまっしぐらの夫婦だ。
現在のゲイルは米国から来た保安官にポールが解放されること聞かれていた。
彼女は喜ぶ。
現在のポールは風呂に入っている。そろそろ開放が近いと聞かされる。
冬が近づいていた。
ジョン・ポールは普通の家庭でよかった。3人の家族が幸せに暮らせればそれでよかった。
現代のゲイルは語っていた。
1世は残忍だ。スイッチのようなものがあって、入れ替わる。冷酷になる。
昔、彼らは父と港を歩いていた。気に入った孫に泳げるかと聞いている1世。無理だと知ると、ポールを海に放り込んだ。
助けないとと焦る夫婦に放っておけばいいと言い放つ。
助け出したポールの身体を拭きながら、ひどいわというゲイルに、でも大丈夫だった。泳ぎも覚えただろうと平然と言い放つ。
突然1世は、サウジアラビアにはゴードンを行かせる。
お前は俺のそばにいろと言い出す。
ジョン・ポールは1世の会社の人々と会い、それぞれ自己紹介をかわした。
しかし父がそのあと、ジョン・ポールに命じたのは、社員の首きりだ。
利益が出るまで削減する気だ。社員は、イタリア人は飯に2時間もかける。それが気に入らない。そして不利益だと考えている。
ジョン・ポールは父に朝7時頃、定期的に電話を入れ、報告と、これからの案を話すことになる。
ジョン・ポールは社員で首をきることにした人物に話をするが、簡単に納得してくれるはずがない。
20年も働いてきたのに
無遅刻無欠席だったに
あらゆる理由で社員は置いてほしいというが、君はいらないんだとジョン・ポールは突き放さざるを得ない。
会議でも幅を利かせるのは父だ。
開運王のギリシャのオナシスも彼の敵だ。
どんな案を出しても父は、ジョン・ポールはダメだと自分の意見を通す。
ジョン・ポールは徐々に精神的に追い詰められ、クスリに走り出す。
荒れ狂って部屋を滅茶苦茶に荒らした。
片やゲイルは、妻としてある日、イタリアの俳優が来る集まりにたまには行きましょうと誘うがジョン・ポールにそんな余裕はない。
1人で向かったゲイルは、ある女性に夫婦は自由でしょうと言われ、思いがけず、そうなんだけどと弾みがつき、俳優のラングと熱いキスをかわし、2人は一線を越えていく。
幸せはすでに崩壊しはじめていた。
仕事ができないと父に言われるジョン・ポールに、どんな案を出しても父は納得しない。
自分の意見を通す。
父がしているのは、息子を育てることではなく、潰すことだ。
父からしてみれば、自分より有益なアイディアが出せない息子が情けないということだろうが…。
ジョン・ポールは父に話すが、父は40年の経験があるのにお前の失敗をみていられないというだけだ。
エゾンを呼ぶという。お前は休めという。薬物のこともバレている。任せられないと言われた。
ジョン・ポールと妻はそれぞれで楽しめばいいと話をする。60年代だってそうだっただろう。
離婚はすせず お互いが楽しみむことで合意した。
現在のゲイルは保安官に話している。
がやはり別れる結果になる。
身代金が払われるらしいと、彼を見ている男に聞かされる、現在のポール。その日付も決まったらしい。
男から、何故お前の父親は動かないと聞かれる。自分だったら、子どもが誘拐されたら、すぐに身代金を用意するという。当たり前の話だ。
父は問題を抱えているとポールは話す。
母親は間抜けだし、父はタリサと一緒になったとあの頃のことを思い出す。
ポールは父が好きだった。ゲイルはそれもあり、離婚は避けたかったらしいが…。
金が入れば、どうするんだとポールは自分を監視している(というより、面倒を見ている、別に拘束されてないから、自由に隠れ家で暮らしている)
しかし男は判らないらしい。
ポールは、1世も金の使い方を知らないと男に話す。同じだというが、男はみん金を持っていない。だから金の使い方など、そもそも考えもしないと話す。
1世とは事情が違うが、ゲティ家で育ってきたポールにはそこのところが理解できていない。
ポールは、母親から薬物を教えられたようだ。苦しみが消えると。
タリサが死んだ。薬物の使い過ぎかもしれない。
父は壊れた。
タリサに淡い恋心を抱いていたポールもそれを黙ってみているしかなかった。
ジョン・ポールは父に頼る。
父は今の状態をどうにかしろという。
薬物を止めろという。
助けてくれと泣きながら懇願する息子の言葉に、薬物をやめろとすげなく電話を切ってしまう。
現代の1世は射撃を米国の家で楽しんでいた。いろいろな事業上の報告を受けている。
そろそろ遺言を作ることを考えている。ジョン・ポールには、1ドルもやらないというが、考えを変えて、息子に1ドルの遺産を残すのが面白いと笑う。
1週間以内に500万ドル払うとプリモと約束がかわさた。
1世はジョン・ポールの信託金の中からその金を出すとジョン・ポールに話した。
喜ぶジョン・ポールだったが、サインしろと渡された3枚の書類には、それはローンとなっている。
父は元々は自分が働いてためた金だ。
ただで信託金から出す気がない。
父ちゃん、ドケチが炸裂する。
父はジョン・ポールにローンで返す場合の利子を話し出す。
ジョン・ポールは、孫を助ける金で儲ける気かという。自分に初めて与えてくれると思ったのに。
無価値なものものまで取り戻そうとする。利子までつけて、ジョン・ポールもついにブチ切れて、書類を破る。
解放される日、ポールはプリモの車に頭から麻布をかぶせられ、押し込められた。
約束の場所へ、プリモは向かって待っていた。
誰も来ない。
ポールはその日が車内の新聞から、11月4日で彼の誕生日としる。
現在のゲイルも彼のためにお誕生日ケーキを用意して待っていた。
ポールもかつての誕生日の日々を思い出していた。
助けは来ない。金は払わないということか。
プリモは、今日がポールの誕生日と知り、お前の命日にしてやると、怒りが爆発した――――――。
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